隣の元カレくん

隣の元カレくん

agoの初コミックス作品。北海道室蘭市を舞台に、高校時代の遠距離恋愛が原因で別れたものの、お互いに思いを抱き続けてきたアラフォーのバツイチ同士、黒木愛理と稲葉竜。竜が愛理のとなりの部屋に引っ越してきたことをきっかけに、過去と現在の複雑な感情が交錯し、大人ならではのすれ違いを描いた復縁ラブストーリー。集英社「マンガMee」で2024年15号から配信の作品。集英社の公式YouTubeチャンネル「集英社マンガ公式」で、2024年12月から不定期でボイスコミックが公開されている。黒木を石川由依、稲葉を細谷佳正が演じている。

正式名称
隣の元カレくん
ふりがな
となりのもとかれくん
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
マーガレットコミックス(集英社)
巻数
既刊4巻
関連商品
Amazon 楽天

20年ぶりの再会から始まる復縁ラブ

一人娘が社会人となり、子育てをひと段落させた黒木は、北海道室蘭市のマンションで一人暮らしをしていた。そんなある日、となりの部屋に、高校時代に別れて以来ずっと忘れられなかった元恋人、稲葉が引っ越してくる。20年以上の時を経て再会した二人は、最初はぎこちなさを感じていたものの、顔を合わせるうちにお互いへの思いが色あせていないことを確信していく。40歳を迎え、離婚経験のある二人が再び交際を始め、ゆっくりと心を通わせていく姿が、本作の最大の見どころとなっている。

外見だけでなく内面も成長した二人

黒木は、そのクールな雰囲気と整った美しい顔立ちから、高校時代には周囲から大人びた存在として一目置かれていた。しかし、内面は人付き合いが苦手で不器用な一面も持ち合わせている。現在40歳を迎え、感情をあまり表に出さないものの、職場では上司や後輩から信頼され、良好な人間関係を築いている。一方、高校時代の稲葉はヤンキー風の見た目で、ぶっきらぼうながらクラスのムードメーカー的存在だった。当時は若さゆえに自分の欲求を優先し、黒木に好意を抱きつつも、時には強引に押し通すこともあった。40歳となった今は、かつての尖った部分が影を潜め、相手を尊重できる余裕ある大人の男性へと成長していた。しかし、復縁後は、黒木への深い愛情や元夫への嫉妬心を隠さず、かつての率直で情熱的な一面も垣間(かいま)見せている。

二人の恋の障壁は「時間の経過」

偶然の再会をきっかけに、黒木と稲葉は再び恋人同士となった。しかし、20年という長い年月が二人の関係の進展に大きな障壁となっていた。お互いに離婚歴があるため、関係を深めることに慎重になりすぎてしまっていた。特に黒木は、高校時代に体の関係があったことから、現在の自分の体型に稲葉が失望するのではないかと不安を抱き、なかなか彼を受け入れられずに悩んでいた。大人だからこそ本音を言いづらく、すれ違いが生じることも多い。それでも二人は、そのたびに丁寧に向き合い、言葉を重ねながら、同じ未来へ歩んでいこうと努力を続けている。

登場人物・キャラクター

黒木 愛理 (くろき あいり)

北海道室蘭市に住むバツイチ女性。年齢は40歳。社会人として自立した一人娘がいる。知的で凛(りん)とした美貌を持ち、感情をあまり表に出さないクールな性格をしている。高校時代は周囲になじめず、クラスで浮いた存在だったが、分け隔てなく接してくれた稲葉に惹かれ、恋人同士になった。別れてからも稲葉への思いは変わらず、娘にも彼のことを話している。ふだんはポーカーフェイスだが、人に見せられる下着がないことに悩んだり、男性の性欲に関する恥ずかしい検索履歴をうっかり稲葉に見られてしまうなど、人間らしい一面も持ち合わせている。 

稲葉 竜 (いなば りゅう)

埼玉県から北海道室蘭市へ引っ越してきたバツイチ男性。年齢は40歳。前妻とのあいだに子供はいない。高校時代にはクラスメイトだった黒木愛理と交際していたが、高校2年生の時に親の転勤で埼玉へ引っ越したため、それ以来黒木と会う機会はなかった。性格は基本的に大らかで、予期せぬ出来事が起きても冷静に対処する。しかし一方で、トラブルが収まったあとに「あれは一体何だったのだろう」と深く考え込んでしまう繊細な一面も持ち合わせている。

書誌情報

隣の元カレくん 4巻 集英社〈マーガレットコミックス〉

第1巻

(2025-06-25発行、978-4088431642)

第2巻

(2025-06-25発行、978-4088431659)

第3巻

(2025-10-24発行、978-4088432083)

第4巻

(2026-01-23発行、978-4088432274)

SHARE
EC
Amazon
logo