雨宮さん

雨宮 (あめみや)

ショートカットが特徴の天真爛漫（らんまん）な女子高生。玉羊羹（たまようかん）を爪楊枝でちゅるんと出したり、新しいスニーカーの匂いで昇天したり、言葉で説明できない「なんか好き」なものをたくさん持つフェティシュモンスター。「なんか好き」なものを一生懸命説明するも誰にも理解されず、孤独を感じたため、自分の美学を隠しながら過ごす。しかし、次第に「なんか好き」を共有できる親友が欲しくなり、祖父が住む島の「雨宮ハウス」に引っ越してくる。以後、不思議な雰囲気に満ちた島で、メドゥーサ、天狗、ホーランドロップなど、ヘンテコなクラスメートに囲まれながら、のびのびと暮らす。