SHOP自分

丸十商事に勤務する29歳の野々島直人。親しい人からはチョクと呼ばれている。サラリーマン生活に疲れを感じて表参道を歩いていると、不思議な商売をする少女ミーナ(門倉美奈)と出会う。そんなある日、恋人の田崎絵美から別れを告げられ、さらに翌日丸十商事は倒産してしまい、生活の全てを失ってしまった。

自暴自棄になって酔い潰れ、目を覚ますとそこはSHOP自分という建物だった。そこは大家に認められた人々が自分の店を持っており、ミーナもその1人だった。サラリーマンの在り方に疑問を持ち始めていた野々島直人は、SHOP自分の中で古着屋ホップを開店する。商売の喜びと失敗、人々への信頼と裏切り、恋愛など、公私にわたって試行錯誤を繰り返しながら、野々島直人は自分探しを続けていく。