WITCHRIV

WITCHRIV

『幸色のワンルーム』で知られるはくりの作品で、2024年7月に集英社「少年ジャンプ+」で配信された『メリリララリリ』の連載版。魔法使いが人間から迫害されるファンタジー世界を舞台に、魔法使いであることを隠して生きてきたノナ・エウィンが、その秘密を知られてしまったことで運命が大きく変わり、さまざまな出会いを経て成長していく姿を描いた壮大なダークファンタジー。集英社「少年ジャンプ+」で2025年10月23日から連載。

正式名称
WITCHRIV
ふりがな
うぃっちりゔ
作者
ジャンル
ダークファンタジー
 
ファンタジー
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊2巻
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魔法使いが迫害される世界

本作の舞台は、魔法や魔法具が存在する一方で、魔法使いたちが人間から差別や迫害を受ける過酷な世界。魔法使いを取り締まる特殊機関「魔法監視局」が設置されており、彼らを匿った者は人間であっても厳しく処罰される。捕らえられた魔法使いは専用の収容所に連行され、強制労働を強いられるだけでなく、人間の犯罪の身代わりを押し付けられるなど、理不尽な扱いを受けている。そのため、主人公のノナをはじめ多くの魔法使いたちは、人前では魔法を使わず、正体を隠してひっそりと暮らしている。魔法使いと人間の対立が本作のテーマの一つであり、ノナの正体が明らかになることで物語が動き出す、苛烈でシリアスな展開も大きな見どころとなっている。

魔法使いの秘密と友情の試練

母親のランシアと共に、魔法使いであることを隠して静かに暮らすノナにとって、親友のロヴィと過ごす時間は穏やかな日常のかけがえのない楽しみだった。幼い頃、木から落ちそうになったロヴィをノナが魔法で救ったことがきっかけで、ロヴィはノナの正体を知りながらも差別せず、優しく接していた。そんなある日、ロヴィに頼まれて壊れた眼鏡を魔法で直したノナだったが、その行為が原因で魔法監視局による魔法使い狩りが始まってしまう。魔法使いを匿った疑いで両親にまで危険が及んだロヴィは、両親を守るため、その場に居合わせたノナを魔法監視局に差し出す決断を下すのだった。

ノナと魔法監視局との闘い

正体を知られたノナは、魔法監視局に対して魔法で抵抗を試みるが、圧倒的な銃火器の前に追い詰められてしまう。そこへ駆けつけた母親の・ランシアの魔法によって窮地を脱するが、ランシアは巨大魔法具の攻撃を受けて行方不明となってしまう。一方、川に転落したノナは監視局に捕らえられ、収容所に送られる。収容所でノナは、となりの牢にいた魔法使いの少女のミラミラと出会う。兄を理不尽に奪われ、魔法監視局への抵抗をあきらめていたミラミラは、人間の殺人罪を無理やり着せられ、より過酷な特別収容所へ移送されそうになる。これを見過ごせなかったノナは、魔法を駆使して自害を装い、ミラミラを救い出すことに成功する。そして、生死不明のランシアを探し出し、平穏な日常を取り戻す決意を胸に、ノナはミラミラと共に脱獄を図る。

登場人物・キャラクター

ノナ・エウィン

魔法使いの母親と人間の父親のあいだに生まれた少女。暗い薄桃色のロングヘアを二つの三つ編みにしている。「魔法(アルトアレ)」と呼ばれる、針と糸を自在にあやつる能力を持ち、あらゆるものを結びつけたり縫い合わせたりできる。見えない糸を使うため、眼鏡などを修理しても縫い目はまったく見えない。魔法を堂々と使えないことに強いストレスを感じているが、母親のランシアからは何度も「魔法使いであることを隠して生きなさい」と言い聞かされてきた。やがて、魔法使い隠蔽の疑いをかけられた親友のロヴィに告発され、ランシアとの逃避行の末、魔法監視局の収容所へ送られてしまう。

ミラミラ

魔法監視局の収容所に囚われている魔法使いの少女。癖のある黒髪をロングヘアにしている。幼い頃は穏やかな日々を過ごしていたが、両親が魔法使い特有の病に倒れたことで、家族ごと捕らえられてしまう。仲の良かった兄も、人間の罪を着せられて特別収容所へ送られ、度重なる悲劇によって監視局への抵抗を完全にあきらめていた。しかし、ミラミラ自身も兄と同様に特別収容所への移送が決まった際、ノナによって救出される。

書誌情報

WITCHRIV 2巻 集英社〈ジャンプコミックス〉

第1巻

(2026-01-05発行、978-4088848228)

第2巻

(2026-04-03発行、978-4088850108)

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