beautiful place

beautiful place

松本次郎の代表作の一つ。内戦状態にある現代の日本を舞台に、花沢シモンや高阪桃子をはじめとする清進女子高等学園の生徒たちが、「挺身(ていしん)活動」と呼ばれる軍事行動に従事する姿を描いたスクール・ガンアクション。ヒーローズ「わいるどヒーローズ」で2021年4月から配信の作品。

正式名称
beautiful place
ふりがな
びゅーてぃふる ぷれいす
作者
ジャンル
アクション
 
学園
レーベル
ヒーローズコミックス わいるど(ヒーローズ) / beautiful place(ヒーローズ)
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女子高生の挺身活動を描いたガンアクション

本作は、シモンと高阪を中心に、清進女子高等学園の生徒たちが織りなす人間模様や、犯罪者・武装勢力との戦いを描いている。転入生のシモンは、同級生でありながら教官も務める高阪から軍事に関するさまざまな知識を学ぶが、口が悪く過激な彼女にいつも翻弄されている。一方の高阪も、自分と同等の能力を持ちながら非情な決断ができないシモンに対してもどかしさを感じている。しかし、二人は共に「挺身活動」を続けるうちに互いを認め合い、表面上は反発し合いながらも次第に息の合った連携を見せるようになっていく。

内戦下の日本と不戦中立都市N崎市の現状

本作の舞台である日本は、長期にわたる内戦状態が続き、市民のほとんどが銃を携帯している。その影響で、軍だけでなく反社会的組織の活動も活発化し、強盗や傷害事件が日常的に発生するなど、治安は著しく悪化している。シモンと高阪が暮らすN崎市は、不戦中立都市として半ば独立した状態にあり、ほかの地域に比べて比較的平穏を保っている。しかし、複数の軍学校間の対立や、多数の戦災難民の流入といった、中立地域ならではの問題も多く抱えている。

清進女子高等学園の過酷な挺身活動

清進女子高等学園では、学校教育の一環として「挺身活動」と呼ばれる治安維持活動が義務付けられている。主な活動内容は、校区内の犯罪取り締まりや容疑者の逮捕・拘束だが、必要に応じて任務の妨げとなる者の殺害すら許されている。一方の犯罪者たちも逃亡のためには手段を選ばないため、挺身活動に参加する女子生徒たちは命を懸けた戦いを余儀なくされている。なお、場合によっては警察組織から捜査権を譲り受けることもあり、シモンや高阪と縁の深い増田が殺害された事件では、二人が捜査を引き継ぎ、事件解決にあたった。

登場人物・キャラクター

花沢 シモン (はなざわ しもん)

清進女子高等学園に通う2回生の女子。日本人とフランス人のハーフで、本名は「花沢シモーヌ」だが、学園内では「花沢シモン」と呼ばれている。名家の令嬢でありながら父親とは不仲で、使用人たちとも一定の距離を置いている。心優しく芯の強い性格で、戦闘に巻き込まれた市民の救助を最優先に考える情の深さと、任務を確実に遂行する合理性を併せ持つ。射撃・格闘の両面で高阪と肩を並べる学園屈指の実力者だが、敵を極力傷つけずに捕縛しようとする「甘さ」があり、それが仇(あだ)となって危機に陥ることも少なくない。高阪からは「ミツアミ」と呼ばれ、ふだんはぞんざいに扱われているものの、いざという時には互いに信頼し合っている。

高阪 桃子 (たかさか ももこ)

清進女子高等学園に通う2回生の女子。ツインテールの髪型で、身体のあちこちにタトゥーを入れている。転入生である同級生、シモンの指導役を務めている。生徒会長の青木とは個人的な因縁があり、基本的には警戒しているものの、時には便宜を図ってもらうこともある。性格は過激かつ粗暴で、誰に対しても高圧的に接する。シモンに対しても例外ではなく、口汚く罵りながらその甘さを容赦なく指摘する。しかし、シモンの実力や作戦立案能力の高さは素直に認めており、挺身活動中は的確に彼女をサポートしている。また、親しい人物が危機に陥った際には激情をあらわにするなど、根は情に厚い。趣味は漫画を描くことだが、他人から漫画について言及されるのを嫌い、たとえ褒められても不機嫌な態度を見せる。

書誌情報

beautiful place 全4巻 ヒーローズ〈ヒーローズコミックス わいるど〉

第2巻

(2024-04-05発行、978-4864682473)

第3巻

(2025-03-28発行、978-4868050544)

第4巻

(2026-03-30発行、978-4868051664)

beautiful place 1巻 ヒーローズ〈beautiful place〉

第1巻

(2022-03-29発行、978-4864688659)

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