概要・あらすじ
リストラされた課長は、退職の日に行きつけのバーのママを殺害。一緒に飲んでいた部下の係長を犯人に仕立て上げようとするも、現場に犯行の詳細な手順を記した手帳を落とたことで、逮捕されてしまう。しかし、その後状況証拠からかつての上司である部長が犯人とされ課長は釈放。ほどなくてして課長は亡くなるが、彼は最期に事件の顛末を記した小説を遺していた。
大友克洋初期の短編作。
登場人物・キャラクター
課長
平凡な会社員で、子供はおらず妻と二人暮らし。会社をリストラされたことがきっかけで、ある目的のために殺人事件を決行する。
山川部長
新宿のバー「くるみ」のママを愛人に持つ。課長をリストラした張本人。