概要・あらすじ
高校入学を機に、街中にウサギが住む木組みの家と石畳の町で下宿生活をすることになったココア。道に迷った末に、偶然入った喫茶店「ラビットハウス」こそが下宿先で、そこで店員をする小さな女の子チノと、その頭に乗ったモフモフしたウサギのティッピーをココアはすっかり気に入ってしまう。
高校に通いながら、自分もラビットハウスで働くことになったココアは、チノにお姉ちゃんとして認めてもらうべく奮闘することに。
登場人物・キャラクター
チノ
ラビットハウスのオーナーの孫娘で中学二年生。性格はクールで、趣味はジグソーパズルやボトルシップなど一人で黙々とやるものが多い。香りだけでコーヒーの産地や銘柄を当てられる特技を持ち、将来はバリスタになって店を継ぐのが夢。 勝手に妹扱いしてくるココアに最初は困惑していたが、次第にそれを受け入れつつある様子。
メグ
マヤと同様にチノのクラスメートで、チノを加えた三人組で「チマメ隊」とリゼに命名される。優しくてパン作りが上手なココアに憧れている。
青山ブルーマウンテン (あおやま ぶるーまうんてん)
売り出し中の人気小説家。以前はラビットハウスの常連で、マスター(ティッピーのこと)から意見やアドバイスをもらっていた。喫茶店を巡りながら原稿を書いており、時折テーブルの下から店員さんを覗こうとするお茶目な一面も見せる。
ココア
ラビットハウスに下宿する、明るく朗らかでちょっとドジな高校一年生。可愛いものやモフモフしたものに目がなく、チノにお姉ちゃんとして認めてもらおうと奮闘する。見た目とは裏腹に理系の勉強が得意で暗算などはお手の物。 さらに実家がパン屋なので、パンを焼くのも得意。
マヤ
チノのクラスメートで、元気で人懐っこい女の子。見よう見まねの軍隊格闘の動きを見せたせいで、リゼからは軍関係者の娘と勘違いされ気に入られている。
ティッピー
ラビットハウスで飼われているアンゴラウサギで、チノの頭の上に乗っていることが多い。実はティッピーこそがラビットハウスのオーナーであるチノの祖父で、どうしてそんな姿になったのかは、原作でもまだ明かされていない。 人語で話すこともできるが、それを知っているのは家族だけである。
シャロ
千夜の幼なじみで、ハーブティー専門喫茶店「フール・ド・ラパン」で働く高校一年生。見た目のせいでお嬢様と勘違いされるが、実は特待生としてお嬢様学校に通う苦学生。カフェインで酔っ払う体質なので、コーヒーは飲まないように気をつけている。 野良ウサギに襲われていた所を助けてくれたリゼに憧れている。
千夜 (ちや)
ラビットハウスのライバル店である、和風喫茶「甘兎庵」のオーナーの孫娘。高校一年生でココアとはクラスメートでもある。和菓子作りが趣味で、自分で開発した店のメニューに「海に映る月と星々」など、詩的で難解な名前を付けるのを好んでいる。
リゼ
ラビットハウスでアルバイトをしている高校二年生の少女。軍人である父親に幼少の頃から色々と仕込まれた結果、常に銃を携帯しており、また護身術に長け力持ち。男勝りな性格の一方で心の奥底は乙女であり、普通の女の子らしい振る舞いに憧れを抱いている。 特技はラテアートで、戦車を描いてみせるなど卓越した腕前を持つ。
クレジット
原作
ご注文はうさぎですか? (ごちゅうもんはうさぎですか)
高校入学を機に引っ越してきたココアが、喫茶店、ラビットハウスで働きながら、お店の先輩や学校の同級生、下宿先の少女などと繰り広げる、ほんわかした日常をコメディタッチで描く。4コマ作品。 関連ページ：ご注文はうさぎですか?
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