ちりぬ にお

ちりぬ にお

青のミブロ(漫画)の主人公。

登場作品
青のミブロ(漫画)
正式名称
ちりぬ にお
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概要

京都の団子屋「ちりぬ屋」で働いている少年。真っ白な長髪と青い瞳の目立つ容姿で、まれに老婆に間違えられることがある。正義感が強く、家族思いで優しく素直な性格をしているが、その心の内には世の理不尽に対する不満を持ち、いつも弱い子供ばかりが酷(ひど)い目にあう実情に怒りを抱いている。幼少期に両親を殺害されてからは寺に預けられていたが、婆ちゃんに引き取られ、彼女の営む団子屋「ちりぬ屋」を手伝いながらちりぬいろはと共に身を寄せ合って生きてきた。いろはとは本当の兄妹ではないが、家族のように大切に思っており、彼女からも慕われている。13歳の頃に客として店に訪れた土方歳三沖田総司に出会ったのをきっかけに、剣客集団「壬生浪士組」に入隊することを決意。京都で壬生浪士組に加わり、「三人の狼」の一人となる。周囲からは剣の才能がないと思われているが、ひたすら努力を重ねることで剣術の腕を磨き、どんな時でも特訓を欠かさないようにしている。また相撲(すもう)にも才能がある。観察力や洞察力に優れる気配り上手で、客の好みを見抜けるだけでなく仲間を殺した芹沢鴨の真意を見抜くなど、利発で洞察力に優れているため歳三たちからも一目置かれている。京都で生まれ育ったために歳三たちよりも京都のことに詳しく、京都の平和を願う気持ちは非常に強い。会津藩関係者を襲う暗殺者集団に遭遇したのをきっかけに、歳三に頼んで真剣を持ち歩くようになるが、ふだんは木刀のみを武器として使用しており、刀は抜かないようにしている。当初は破天荒な曲者ぞろいの壬生浪士組の隊士に戸惑っていたが、自らの素直さや勇気を示すことで周囲から認められていく。また、当初は友達の意味すら理解できなかったが、総司に教えられたのをきっかけに田中太郎と友人になり、時おり剣術を教えてくれる斎藤はじめと親しくなってからは、太郎、はじめと三人で行動することが増えていく。壬生浪士組に入隊したことで人生が大きく変化し、危険な事件に巻き込まれることも多くなるが、生まれ育った街の平和と、子供が安心して遊べる世の中を目指し、壬生浪士組での生活を通した出会いで成長していく。ふだんはおとなしいが、いざという時は勇気ある行動を見せる芯の強さを持つ。人を見る目があり賢い分、敵の志に触れて苦悩することもあるが、木村寿太郎たちのように人を殺して世の中を変えようとするのは間違っていると考えている。ふだんは直毛だが寝起きの時は寝ぐせで髪全体が逆立ったようになる。好きなものはちりぬ屋の団子、家事全般、花。嫌いなものは不平等、お化け、しつこい寝ぐせ。

登場作品

青のミブロ (あおのみぶろ)

幕末の京都を舞台に、剣客集団「壬生浪士組」の一員となったちりぬにおの出会いや戦いを描いた青春活劇。「週刊少年マガジン」2021年46号から掲載の作品。 関連ページ:青のミブロ

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