ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編

ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編

雛見沢で起こる悲劇の連鎖を描く『ひぐらしのなく頃に解』シリーズ第2作目。前原圭一と竜宮レナの2人の視点から同時間軸の2つの別世界が描かれ、『ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編』のみならず、『ひぐらしのなく頃に』シリーズ通しての壮大な謎が徐々に明かされていく。原作は竜騎士07。

正式名称
ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編
ふりがな
ひぐらしのなくころにかい つみほろぼしへん
原作者
竜騎士07
作者
ジャンル
推理・ミステリー
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概要・あらすじ

いつものように部活を楽しむ生徒たち。水鉄砲対決の行方をチャイムに阻まれた前原圭一竜宮レナは、次の楽しみにと決着を持ち越す。しかし、その約束が果たされることなく徐々にレナの精神は蝕まれていく。そこへ父の衝撃の事実を知り、レナはついに一線を越えてしまう。 一方、その事実を偶然知った圭一たちは、レナを助けようとする。一度はレナの信頼を得ることに成功する圭一たちだったが、あることをきっかけに、レナは仲間たちへの猜疑心を深めていく。圭一はそれでも諦めず説得を試みるが、逆に秘密にしていた自分の過去を暴かれ、決別を宣言される。絶望する圭一に、仲間たちは思わぬ言葉をかける。その言葉に圭一は救われると共に、本来持てるはずのない別世界での記憶を取り戻す。そして別世界での過ちを知った圭一は、同じ過ちをレナに犯させないために、戦い続けることを決意する。

登場人物・キャラクター

竜宮 レナ (りゅうぐう れな)

両親の離婚や暴力事件を起こすなど暗い過去を持つが、周囲にはそのことを全く感じさせない明るい性格。普段のふわふわとした印象とは打って変わり、本気になった時の俊敏性や鋭い洞察力には目を見張るものがある。「かぁいい」ものに目がなく、独特の感性に触れたものを片っ端から「お持ち帰り」する。『ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編』では常軌を逸した行動をとるが、本来は優しく、献身的な女の子。 前原圭一に好意を寄せている。

前原 圭一 (まえばら けいいち)

『ひぐらしのなく頃に』シリーズ通してのメイン主人公で、『ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編』では最後まで竜宮レナを助けるために奮闘する。いわゆる熱血な性格で、部活の仲間を家族のように大事にしたいと考えている。頭の回転が非常に速く、周囲を巻き込むカリスマ性も併せ持つ少年。

古手 梨花 (ふるで りか)

前原圭一や竜宮レナの下級生で、部活メンバーにも名を連ねる少女。基本的にかわい子ぶっていて語尾に「なのです」をよく付ける。時折、大人びた口調で意味深な発言が飛び出すこともあり、謎の多いキャラクター。かわい子ぶっている時の一人称は「ボク」だが、シリアスな時は「私」へと変化する。

園崎 魅音 (そのざき みおん)

部活メンバーの最上級生で部長を務める少女。園崎詩音の双子の姉。活発でノリが良く、仲間の中ではいつもリーダー的な存在。雛見沢を実質的に支配する権力者である園崎家の次期頭首。

園崎 詩音 (そのざき しおん)

園崎魅音の双子の妹。雛見沢の麓の町興宮のファミレス「エンジェルモート」でウェイトレスのアルバイトをしており、よく部活メンバーのたまり場に使われている。部活の罰ゲームに使うコスチュームもこのアルバイト先から借りている。

北條 沙都子 (ほうじょう さとこ)

前原圭一の下級生で、古手梨花と同学年の少女。相手の動きを予測してトラップを仕掛けるのが得意で、その腕前は小学生離れしている。一人称は「わたくし」で、語尾に「ですわ」をつけるお嬢様風の口調。いつも強がってはいるが暗い過去を持つ。

レナの父 (れなのちち)

元妻と別れてから気を落としていたが、ホステスの間宮リナと出会い元気を取り戻す。毎日のようにリナを家に連れ込むため、娘の竜宮レナにはあまりよく思われていない。

間宮 リナ (まみや りな)

レナの父が家に連れ込んでいる、ショートヘアーでナイスバディの水商売風の女性。毎日のように竜宮家に入り浸り、将来はレナの父との結婚を考えている。

北條 鉄平 (ほうじょう てっぺい)

雛見沢の裏社会では有名なチンピラで、間宮リナと組んで美人局(つつもたせ)をしている。平気で人を借金地獄に突き落とす外道(げどう)。普段は威勢がいいが、格上の人物を目の前にすると急に気が小さくなる。

鷹野 三四 (たかの みよ)

雛見沢で起きる事件やそれに関連する都市伝説について独自に調査している女性。彼女の説はどれも荒唐無稽で信憑性のないものばかり。精神状態が不安定な竜宮レナに近づいて、自分の説を彼女に吹き込もうとする。

葛西 辰由 (かさい たつよし)

園崎詩音の世話係兼ボディーガード役。詩音や園崎魅音の父が組長を務める園崎組の幹部。普段は優しいが数々の武勇伝を持つ。酒豪にも関わらず、大の甘党。

大石 蔵人 (おおいし くらうど)

興宮警察署のベテラン刑事で、その捜査の腕前はかなりのもの。頭のキレがよく、不気味な話し方をする。

クレジット

原作

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