みつどもえ

みつどもえ

丸井ふたば、丸井みつば、丸井ひとはは三つ子の三姉妹。仲が良すぎて喧嘩することも多く、周囲にも個性豊かな面子が揃い踏み。彼女らが騒動を巻き起こすドタバタギャグ漫画。

正式名称
みつどもえ
ふりがな
みつどもえ
作者
ジャンル
学園
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概要・あらすじ

丸井ふたば丸井みつば丸井ひとはは似ていない三つ子の三姉妹。パワフルなふたば、見栄っ張りでサディストのみつば、存在感が薄く毒舌なひとはたちは、今日も学校や家庭で大暴れ。クラスメイトたちも三姉妹に負けず劣らず一癖ある連中で、騒ぎは大きくなっていくのだった。

登場人物・キャラクター

丸井 ふたば (まるい ふたば)

小学6年生で丸井三姉妹の次女。活発な体力自慢で、50メートルを6秒2で走れる。日常の何気ない動作で机や椅子を壊してしまい、周囲の人々を巻き込んでしまうことも。男子生徒に混じってサッカーなどをして遊ぶが、その運動能力は相手チームから恐れられるほど。靴が苦手で、靴を履くと実力を発揮できなくなってしまう。 人間的に未熟で三姉妹の中でも一番子供っぽいが、一人称はなぜか小生。喜怒哀楽を素直に表に出し、いわゆる腹芸はできない。父親離れができておらず、父・丸井草次郎とは未だに一緒に入浴するほど。勉強は苦手でテストの点数が一桁であることも珍しくないが、芸術の素養があり絵が上手。女体、特に女性の胸に対しては異常な執着を持っており、ことあるごとに女性の裸像を描くほか、漫画の絵に乳首を書き足すことも。 また、目視しただけでバストサイズを正確に当てる特技を持つ。佐藤信也とは幼馴染みで非常に親しい間柄だが、恋愛の相手としては意識していない。

丸井 みつば (まるい みつば)

小学6年生で丸井三姉妹の長女。早熟かつ見栄っ張りで、何かと背伸びしたがるものの、実体がついていかず恥をかくことも多い。動物柄の下着を集めるなど、内面的には年相応のところがある。年頃の少女らしく、父親の丸井草次郎には辛く当たるが、ふたばが自分の道着を切って作った筆箱を大事に使い続けるなど、基本的には家族思い。 食べることと甘い物が好きで、寝床に大量のお菓子を蓄えている。その割に自分の体重については敏感で、ふたばやひとはを巻き込んで無茶なダイエットを行うことがあるものの、成果はいっこうに現れていない。体重が重いことは周囲に知れ渡っており、雌豚と呼ばれることも多い。言葉責めが得意で、対象に己の弱さを認めさせた上で屈服させるという高等テクニックを使うサディスト。 周囲の人々を下僕のように従えるイケイケの美女が理想像であるようで、何かにつけてはクラスメイトに服従や食べ物の上納を要求する。しかし周囲にはあまり相手にされていない。杉崎みくから盗撮やストーキングの被害を受けているが、似たもの同士ということで意気投合することも多い。

丸井 ひとは (まるい ひとは)

小学6年生で丸井三姉妹の三女。存在感が薄く、黙っていると周囲から気付かれないことがある。三姉妹の中では一番の常識人だが、ふたばとは反対に他者に心を開けない性質で、コミュニケーションを取るのが苦手。小動物や特撮番組を愛する年齢相応のところもあるのだが、世間体や羞恥も手伝ってなかなか表には出せない。 学校で表紙を隠したエロ本を読む奇癖の持ち主。対人スキルが低いためか他者との会話でズレを生じることが多い。また、こうしたズレを修復し損ねた上、つい思ってもいないことを口にして自己嫌悪に陥ることもしばしば。精神的に打たれ弱いところもあり、身についた陰鬱なムードのせいで不気味に見えてしまう。そのせいか松岡咲子からは霊能者と勘違いされているが、ハッキリと否定できていない。 家事は得意で一家の炊事洗濯をこなしているが、運動は苦手で、泳ぎに関しては完全にカナヅチ。

丸井 草次郎 (まるい そうじろう)

丸井三姉妹の父親。巨体に無精髭、顔つきもいかついため、ことあるごとに警察官から不審者扱いされてしまう。三姉妹を溺愛しているが、しつけはしっかりする教育方針で、悪いことをした場合は容赦なく物置に閉じ込めてお仕置きする。思い込みも激しく、娘たちのために暴走することもしばしば。みつばから辛く当たられる度に落ち込み、ふたばの愛情表現に喜ぶなど、善良な父親。

佐藤 信也 (さとう しんや)

丸井三姉妹のクラスメイトで、ふたばの幼馴染み。運動が得意な顔立ちの整った少年で、娘を溺愛する丸井草次郎ですらふたばとの仲を認めるほどしっかりしている。友達の千葉雄大とは違い、あからさまに異性への興味を示さないことから人気が高い。一部の女生徒からは靴や縦笛をねぶられるなどのストーカー被害を受けている。 自分がモテることを自覚しており、それを疎ましくさえ思っているという、小学生離れしたメンタリティの持ち主。

千葉 雄大 (ちば ゆうだい)

丸井三姉妹のクラスメイト。異性への関心が非常に強く、ブラジャーのホックを外したり、下着をずらしたりといったセクハラ技を磨いている。女生徒からの好感度は低いが、本人はどこ吹く風。それどころか、セクハラ技の習得とターゲットの選定にある種のストイシズムを感じ、真摯に練習するといった有様である。そっくりな顔をした母親がおり、息子の所業を知ってはいるものの、男子として健全な証拠として罰する様子もない。 女体に執着するふたばとは仲が良く、漫画の女体へ乳首の書き足しを依頼することも。

杉崎 みく (すぎさき みく)

丸井三姉妹のクラスメイト。見栄っ張りでプライドが高く、本心を素直に表せない。裕福な家庭に育っており、高価な持ち物や服を自慢することが多い。自分に良く似た性格を持ち、何かというと張り合ってくるみつばをライバル視。その弱みを握るべく日頃からみつばの動向を観察しているが、着替えシーンやスカートの中を盗撮するばかりか、その画像をパソコンの中に1000枚以上コレクションするなど、その行動は常軌を逸した領域に達している。 一見エキセントリックな人物だが、自慢をきっかけに人間関係を築くことが多いのを自省できる常識人。弟思いで友達を大事にするなど、根っこの部分は年齢相応に素直。

松岡 咲子 (まつおか さきこ)

丸井三姉妹のクラスメイト。霊能力や怪奇現象に大きな憧れを抱いているが、本人はそうした現象から縁遠い。常に巨大な数珠を首から提げ、夏になれば墓場に泊まり込むなど、霊感を得るための努力はするものの全く報われない。ひとはの陰鬱なムードを霊能力と勘違いし、霊と戦う美少女霊能者・ひとはという妄想ストーリーを脳内で組み立てた。 自分が心霊現象に出会えないためか、周囲のそうした噂には敏感で、ことあるごとに首を突っ込んでくる。心霊現象を信じやすいビリーバー体質である上に、ひとはの霊能力を盲信。一度思い込むと、お祓いのために他人の高価なパソコンを焼却することすらやってのける。

緒方 愛梨 (おがた あいり)

丸井三姉妹のクラスメイト。佐藤信也の熱烈なファンであり、同じような少女二人と佐藤が好きでしょうがない隊を結成し、陰日向に佐藤信也をつけまわす。佐藤信也の周囲の空気を吸い、洗っても唾の臭いが消えなくなるほど体操服や上履きをねぶり、抜けた髪の毛を集めるなどの奇行を日常的に繰り返しており、その熱狂ぶりは恋愛と言うよりは崇拝に近い。 佐藤信也以外の男性に触れると身体が腐ると信じているだけでなく、実際に体調がを悪くなってしまう思い込みの強い体質。

矢部 智 (やべ さとし)

丸井三姉妹が所属する6年3組の担任教師。気弱で威厳が無く、生徒からもやべっちと呼ばれるなど友達のように接せられている。丸井三姉妹やクラスの生徒が起こす騒動を収拾できないどころか、巻き込まれてひどい目にあうことも。事態が許容の範囲を越えるとキレてしまうなど、教育者としては未熟なところがある。 また、丸井草次郎をはじめとする大人から変態教師と誤解されることも少なくない。ただ、職員室にある机の下にひとはが潜んでいることも多く、なにがしかの包容力はあり、クラスで飼っているハムスターを家に持ち帰って面倒を見るなど、担任教師としての責任感も持ち合わせている。戦隊ものの特撮番組を愛好しているが、同好の士であるはずのひとはとのコミュニケーションは失敗ばかり。 独身だが浮いた噂ひとつない。

アニメ

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