アドリブ店長

アドリブ店長

常識破りのロマンティックな設定(出玉率を上下させることができる機能)で客を翻弄するパチンコ ・パチスロ店長小早川を描いた作品。『アドリブ王子』の姉妹作。

正式名称
アドリブ店長
ふりがな
あどりぶてんちょう
作者
ジャンル
パチンコ・パチスロ
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概要・あらすじ

パーラーロマネスクの店長小早川は、スロッター達の常識が通用しない設定(出玉率を上下させることができる機能)で客を迎え撃つ。その常軌を逸したロマンティックな設定により、倫子エモヤンといったパチプロ・スロプロ達を翻弄し、必殺技・アドリブを使う王子も苦戦する。

登場人物・キャラクター

小早川 (こばやかわ)

オールバックの髪にサングラス、口髭の男性。サングラスをはずすと長い睫毛で輝く瞳をしている。パチンコ店パーラーロマネスクの店長。「常軌を逸した台の設定」(ロマンティックな設定)で、客を翻弄するのが大好き。『アドリブ王子』の主人公でもある王子から一方的にアドリブ店長と呼ばれるが、本人は「ロマンティック店長」と自称している。 星座や流星群など天体に詳しい。精密で大胆なパチンコの釘設定をする。また自身も抜群のパチンコ・パチスロの腕前を持つ。

主任 (しゅにん)

おかっぱ頭の男性。パーラーロマネスクの主任で小早川の部下。本来はロマネスクグループのエリートだったが、小早川の「ロマンティックな設定(出玉率を上下させることができる機能)」を理解できず悩んでいる。ボッタクリ設定と回収を得意としている。

松さん (まつさん)

小早川と共にロマネスクグループを渡り歩いてきた老年の店員。小早川の設定(出玉率を上下させることができる機能)にプロが引っかかるのを見るのが大好きな不良老人。

沢田 (さわだ)

パーラーロマネスクの女性店員で小早川の部下。敏腕の上クールで、その威圧感で店員たちを仕切る。

鷹久 マサル (たかく まさる)

パーラーロマネスクの常連となっているスロプロ。タンパクとはコンビで、当初はパチンコを専門に打っていたが、倫子が登場してからはパチスロを打つようになった。腕は良いがパーラーロマネスクではなかなか勝てない。

田中 のぼる (たなか のぼる)

マサル(鷹久マサル)とコンビのスロプロ。学生時代に尿タンパクが出たことからタンパクとあだ名された。

倫子 (りんこ)

マサル(鷹久マサル)とタンパク(田中のぼる)の先輩。普段はモデルをしているが、データを駆使するスロプロでもある。小早川には常に煮え湯を飲まされている。恐ろしくヒキ運が強いが、本人はデータ分析で勝つことにこだわっている。酒癖が悪い。『アドリブ王子』にも登場する。

エモヤン

長髪の男性。一瞬でパチンコの釘を読む最強のパチプロ。小早川に対抗できる実力を持つが、逆にその実力を利用されることもしばしばある。パチンコを打つ以外は引きこもっている。

大蔵山 喜平 (おおくらやま きへい)

サングラスをかけた老年の男性。パーラーロマネスクを展開するロマネスクグループの会長。1軒の豆腐屋を皮切りにパーラーロマネスクを立ち上げ、1代にして全国展開する巨大グループへと成長させた。現役時代は「夕焼け店長」と呼ばれていた。小早川の師匠的存在。言葉は聞き取れず、側近が通訳して会話が成り立つ。 女好きで愛人も多い。

村田 登 (むらた のぼる)

パーラーロマネスク目白台店の店長。パチンコ・パチスロの注目の新台や人気台があると全てそれ一色にしてしまい小早川らに助けを求めて泣き付いてくる。

小宮 エイコ (こみや えいこ)

パーラーロマネスクと同地区にあるパチンコ店パーラーヴィーナスの女性店長。巨乳。かつては小早川の部下だった。

西園寺 弘美 (さいおんじ ひろみ)

白髪の老人。広域パチンコ店パンダグループの会長。ロマネスクグループの会長大蔵山喜平とは戦友で年に1回出玉対決をする。

夏目 奈緒 (なつめ なお)

広域パチンコ店 パンダグループの西園寺弘美会長と愛人の間にできた娘。父親の命で小早川に挑戦し、王子と出玉勝負をする。

馬場 (ばば)

パチンコ機器メーカー大一の営業マン。後に自身で独立して馬場商会を設立した。小早川に何度も売り込みをかけるが、なかなか成約に結び付かない。

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