イセカイ・オブ・ザ・デッド ～コンビニ店員の俺が転生してゾンビと戦うってマジ!?～

ある日、古賀ケンイチはトラックに轢（ひ）かれ、見知らぬ場所で目を覚ます。するとケンイチは僧侶のシエルから、トラックに轢かれて死んでアリに転生する寸前だったと告げられる。そして、今までいた世界とは違う世界「ロメローエ」に転生させたこと、ロメローエを脅かす人型の魔物・ゾンビを退治してほしいことを伝えられる。シエルからゾンビとの戦いへの協力を求められたケンイチは、否応なしに近くにある狩人の村で戦いの準備を進めることとなる。そんな中、ケンイチはシエルから強い思いが残る1か所なら元の世界でも短時間だけ戻ることができると聞き、実家のコンビニに戻って狩人の村で不足している水や食料を買い込む。夜になって狩人の村にゾンビが襲いかかり、村人も抵抗するものの、あっという間に不利な状況に追い込まれてしまう。しかし、ケンイチが買い込んできた商品の中にあった酒をゾンビに投げつけると、ゾンビが消滅することが判明する。ケンイチは残っていた酒を使い、さらにシエルの魔法も駆使して攻勢に転じ、ゾンビを全滅させるのだった。翌日、シエルがゾンビを倒す方法を、ほかの村や街に伝えるために旅立つことを知ったケンイチは、元の世界に戻る方法を探すためにシエルの旅に同行することを決める。