概要・あらすじ
レイラ・ハミルトンと共に「幻の大技」を完成させた苗木野そら。怪我の為に引退するレイラから「私の夢になってよ」と真のカレイドスターになる夢を託されたそらは、新たなライバルとなるメイ・ウォンやレオン・オズワルドと競い合い、様々な試練に直面しながら、さらなる成長を遂げていく。
登場人物・キャラクター
フール
古の時代よりステージに選ばれた人間にのみ見えると言われる伝説の妖精で、カレイドステージに入った苗木野そらの前に現れ、行動を共にする。女の子が大好きで、事あるごとにスケベな言動でそらを怒らせているが、的中率100%の占いでそらに助言を与えることも。
ミア・ギエム (みあぎえむ)
オーディションでカレイドステージの一員となった、苗木野そらの同期の親友。演出方面での才能を徐々に開花させて、そらや同期のアンナ・ハートと共にステージを創り上げていく。
苗木野 そら (なえぎの そら)
目標だったレイラ・ハミルトンから「真のカレイドスターになる」という夢を託され、ステージのトップスターとして奮闘。ライバルとの衝突や挫折を繰り返しながら、さらなる高みを目指して成長していく。
アンナ・ハート (あんなはーと)
オーディションでカレイドステージの一員となった、苗木野そらの同期の親友。ボーイッシュな容姿で女性ファンからの人気が高いが、コメディアンだった父の影響で本人もその方向に進みたいと考えているが、ギャグセンスはイマイチ。
ユーリ・キリアン (ゆーりきりあん)
かつてレイラ・ハミルトンと共にカレイドステージのトップスターを務めたロシア人の青年。カレイドステージのオーナーであるカロス・永戸とは過去にある事件を巡る因縁があり、一時は復讐に囚われるも和解。 その後はカレイドステージを離れ、フランスへと渡った。
ロゼッタ・パッセル (ろぜったぱっせる)
ディアボロ(ジャグリングの一種)最年少世界チャンピオンとなった天才少女。自分の演技に新たな可能性を見せてくれた苗木野そらを慕い、正式にカレイドステージに入団。そらのパートナーとして「幻の大技」を決めるべく、特訓に勤しむ。
マリオン・ベニーニ (まりおんべにーに)
カレイドステージの大道具係チーフ・ジャンの一人娘。トランポリンの花形スターだった母が事故死したことで心を閉ざしていたが、苗木野そらとの出会いを切っ掛けに笑顔を取り戻し、自身もステージデビューをはたす。
レオン・オズワルド (れおんおずわるど)
「フランスが生んだサーカス界の貴公子」「ステージのペガサス」と呼ばれる一流パフォーマー。苗木野そらのパートナー候補として呼び寄せられたが、観客の為のステージを否定し、すべては自分の演技の為に存在すると言い切る彼の態度が、様々な軋轢を生んでいく。
カロス・永戸 (かろすえいど)
カレイドステージのオーナー。かつては世界的な人気マジシャンだったが、怪我の為に引退している。苗木野そらの才能を見出し、彼女を特例として入団させる。
レイラ・ハミルトン (れいらはみるとん)
苗木野そらと共に「幻の大技」を完成させるも、そこに至るまでに負った怪我の為に引退。舞台女優という新たな夢を追いながら、悩むそらの助言者として彼女を支える。
ケン・ロビンス (けんろびんす)
カレイドステージのトレーナー兼マネージャー。心臓病の持病のためにステージに立てない分、出演者達のサポートに尽力している。苗木野そらに一目惚れしており、彼女のことを公私にわたってサポートしている。
メイ・ウォン (めいうぉん)
オリンピック出場を確実視されたフィギュアスケーターでありながら、憧れのレイラ・ハミルトンを追ってカレイドステージに入団したスター候補。レイラが引退したのは苗木野そらのせいだと誤解し、彼女とは対立していくこととなる。