概要・あらすじ
黒の騎士団を先鋒とした日本人の一斉蜂起事件ブラックリベリオンから1年。エリア11のトウキョウ租界もようやく復興が進んでいた。私立高校アッシュフォード学園に通うルルーシュ・ランペルージは平和な日常を送りながらも、どこか冷めたものを感じていた。
そんな折、弟ロロ・ランペルージと共に賭けチェスに出向いた先で黒の騎士団の襲撃に巻き込まれる。そして、C.C.という少女により本当の記憶を呼び覚まされる。
登場人物・キャラクター
ルルーシュ・ランペルージ (るるーしゅらんぺるーじ) 主人公
エリア11の私立高校アッシュフォード学園に通う高校生で、生徒会副会長。細身で黒髪の青年。容姿端麗で女生徒からの人気は高い。聡明だがどこか達観した言動が多く、人とは一線を引いた振る舞いを取っているが、妹... 関連ページ:ルルーシュ・ランペルージ
ジェレミア・ゴットバルト (じぇれみあごっとばると)
神聖ブリタニア帝国の名門を出自とし、「ブリタニア軍はブリタニア人のみで構成されるべき」という主義を掲げる純血派の軍人。皇族への忠誠心が高い。枢木スザクをクロヴィス・ラ・ブリタニア暗殺事件の犯人として軍事法廷へ護送する際に、ゼロのギアスにかかり彼を見逃したことで、いわれなき汚名を着せらる。 この際、ゼロが意味ありげに用いた「オレンジ」という呼称が、彼の人生を狂わせていく。 紅月カレンとの戦闘で瀕死の重傷を負うが、偶然C.C.の不老不死の研究を行っていたバトレー・アスプリウスに助けられる。しかし、実験適合体として半身半機械の体に改造されてしまう。 当初は精神面に不安定さが見られたが、ブラックリベリオン後はギアス嚮団に回収され、さらに改造を重ねられ、ギアス能力を無効化し、一定範囲内のギアスにかかった人間をギアスの影響から解放するギアスキャンセラーの能力を得た。 その力をもってギアス嚮団の刺客としてルルーシュ・ランペルージの前に立ちふさがるが、彼が敬愛するマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアのために神聖ブリタニア帝国と戦っていることを確信し、以降はルルーシュに忠誠を誓う。
扇 要 (おうぎかなめ)
反ブリタニア組織扇グループリーダー。紅月カレンの兄紅月ナオトとは親友で、彼の死後、意志を継いで組織のリーダーとなった。圧倒的に不利な状況から勝利をもたらすゼロの手腕に信頼を寄せ、彼に全面的に協力する。 黒の騎士団では副司令の地位を与えられる。温厚な性格から人望はあるが、優柔不断でリーダーには不向きな性格。負傷して倒れていたヴィレッタ・ヌゥを保護し、うわ言でつぶやいたゼロのことを追求しようとするも記憶喪失のため断念。 ブリタニア人と知りながらも親身に介護し匿い続けていたが、ブラックリベリオンの際に記憶を取り戻した彼女に撃たれてしまう。神聖ブリタニア帝国に逮捕拘束されるがゼロにより解放される。 その後もヴィレッタを追い続ける。
V.V. (ぶいつー)
C.C.と同じく不老不死とギアスの力を司る少年。外見的には幼い少年だが、シャルル・ジ・ブリタニアの双子の兄である。C.C.の逃亡後にギアス嚮団の教主となり、「神を殺す計画」をシャルルと共に進めていた。 ブラックリベリオンではナナリー・ランペルージをいずこかへと連れ去る。
藤堂 鏡志朗 (とうどうきょうしろう)
旧日本軍将軍。ブリタニア軍との戦いにおいて、日本軍側に勝利をもたらした戦い、通称「厳島の奇跡」の功績者であり、それをもって「奇跡の藤堂」と呼ばれ、旧日本軍、ブリタニア軍からも一目置かれる存在。 日本占領後は旧日本軍人を中心に組織された日本解放戦線の客分として活動していたが、ブリタニア軍に囚われてしまう。四聖剣と呼ばれる4人の部下千葉凪沙、朝比奈省悟、仙波崚河、卜部巧雪が彼の救助を黒の騎士団に要請し、成功したことから、以降は四聖剣と共に黒の騎士団に所属する。 高いナイトメアフレームの操縦技術で黒の騎士団躍進の一翼を担う。枢木スザクとは同じ道場の門下生だった。 ブラックリベリオン時、ゼロを欠いたことで戦況が一変し、神聖ブリタニア帝国に逮捕拘束されるが、ゼロにより解放される。
C.C.
ルルーシュ・ランペルージと契約し、彼にギアスの力を与えた緑色の髪をした謎多き少女。本名は不明。物言いや態度などが高圧的で、傍若無人な性格。拘束具を着せられ、レジスタンスに奪われた護送車に幽閉されていたところをルルーシュによって開放される。 不老不死の存在であり、契約者にギアスの力を発現させる能力を持つ。ルルーシュ以外にも、過去にマオ等ギアスを与えた者が存在する。ルルーシュにギアスを与えた後は、彼に保護されることとなる。 私立高校アッシュフォード学園学生寮のルルーシュの部屋にかくまわれるが、度々勝手に部屋を抜け出して彼を慌てさせる。ピザが大好物。ゼロの窮地には影武者として現れるなど、共犯者としてルルーシュを見守る。 ブラックリベリオン後、ルルーシュが記憶を改竄されてからは黒の騎士団と共にルルーシュの救出の機会を伺っていた。
黎 星刻 (りー しんくー)
中華連邦の武官。大宦官高亥の随行としてエリア11に駐在していた。幼帝天子に忠誠を誓っており、国を腐敗させている大宦官らを一掃する機会を秘かに伺っていた。黒の騎士団の協力によりその宿願が叶ったことで、以降黒の騎士団と同盟関係を結ぶ。 ルルーシュ・ランペルージに匹敵する知性と枢木スザクに匹敵する戦闘能力を併せ持つが、生命に関わる病を患っている。
ジノ・ヴァインベルグ (じのゔぁいんべるぐ)
皇帝直属の騎士ナイトオブラウンズのナンバー3。名門貴族の出であるものの、ナイトメアフレームの超絶的な操縦技術を持ち、その実力で現在の地位についた。陽気で人なつこい好青年で、日本人である枢木スザクに対しても友人として接する。 専用ナイトメアフレームトリスタンは可変機構を持つ高機動機。アーニャ・アールストレイムとともに私立高校アッシュフォード学園に入学する。
ディートハルト・リート (でぃーとはるとりーと)
トウキョウ租界で活動するTV局のプロデューサー。枢木スザクがエリア11総督クロヴィス・ラ・ブリタニア暗殺事件の犯人として軍事法廷へ護送される際に、ジェレミア・ゴットバルトが彼の身柄をゼロに引き渡す様子を報道した事をきっかけにゼロに心酔。 ブリタニア人でありながら黒の騎士団へ参加することになる。冷静で状況分析、推察能力に優れており、広報のみならず、情報分野において黒の騎士団を支える。 ブラックリベリオン後はラクシャータ・チャウラーとともに中華連邦へ身を寄せて機会を窺っていた。
シュナイゼル・エル・ブリタニア (しゅないぜるえるぶりたにあ)
神聖ブリタニア帝国の第2皇子であり帝国宰相。常に冷静で穏やかな態度を崩さない。枢木スザクが所属する特別派遣嚮導技術部や、ユーフェミア・リ・ブリタニアの復讐に憑かれたニーナ・アインシュタインの研究のサポートもしていた。 ルルーシュ・ランペルージがかつてチェスで一度も勝てなかった相手であり、戦略家としての能力は随一。黒の騎士団からゼロを切り離すなど、ルルーシュ最大の障壁となる。 父である皇帝シャルル・ジ・ブリタニアに成り代わり、自ら皇帝として立つことを決意する。
ミレイ・アッシュフォード (みれいあっしゅふぉーど)
私立高校アッシュフォード学園の学生で、生徒会長。祖父は学園の理事長。悪戯好きで、学園では彼女の発案による妙なイベントが様々に開催されている。ルルーシュ・ランペルージを匿っているアッシュフォード家の長女で、彼が神聖ブリタニア帝国の皇族であることを知る数少ない人物。 ルルーシュに秘かな好意を抱いているが、同じく好意を抱いているシャーリー・フェネットの恋路を応援する。学園卒業後はアナウンサーとして活躍する。
ヴィレッタ・ヌゥ (ゔぃれったぬぅ)
神聖ブリタニア帝国の軍人。ジェレミア・ゴットバルトの部下であり、彼同様「ブリタニア軍はブリタニア人のみで構成されるべき」という主義を掲げる純血派。ルルーシュ・ランペルージがギアスを得るきっかけとなったシンジュク事変においてギアスをかけられ、自らが搭乗していたナイトメアフレームサザーランドを彼に手渡してしまう。 ギアスを受けたことによる記憶の欠落に違和感を覚え、これを手掛かりにルルーシュへ疑惑の目を向け独自に調査を進める。 ゼロの正体に肉薄するが、シャーリー・フェネットからの思わぬ銃撃で重傷を負い失敗。昏睡していたところを扇要によって保護され、一命を取り留めるも記憶を失う。 扇は彼女を千草と名付け、やがて互いに惹かれていくこととなる。しかし、ブラックリベリオンの混乱の中で記憶を取り戻し、扇を負傷させ、神聖ブリタニア帝国へと戻る。 ブラックリベリオン後は私立高校アッシュフォード学園の体育教師兼水泳部の顧問という身分でルルーシュを監視する機密情報局員となる。
シャーリー・フェネット (しゃーりーふぇねっと)
私立高校アッシュフォード学園の学生で、生徒会メンバー。ルルーシュ・ランペルージのクラスメイトで、彼に好意を持っており、何かと面倒を焼きたがる。優しく素直な少女。日本人である枢木 スザクとも気兼ねなく交流する。 ナリタ連山攻防戦において、父ジョセフ・フェネットがゼロの作戦による土石流に巻き込まれて亡くなる。その後、ルルーシュがゼロであることを知るが、ギアスによりその事実を忘却。 ルルーシュのことも忘れ、初対面の人物として接することになる。その後、一度はルルーシュのギアスを破り記憶を取り戻したが、ブラックリベリオン後のシャルル・ジ・ブリタニアのギアスによる記憶改竄により、再びルルーシュの正体を知らない状態となる。 しかし、ジェレミア・ゴットバルトのギアスキャンセラーに偶然巻き込まれ、再度記憶を取り戻す。当初は記憶の混乱により苦悩するが、ルルーシュの立場を理解し彼を支えることを決意する。
枢木 スザク
日本が神聖ブリタニア帝国に敗北した当時の内閣総理大臣枢木ゲンブの息子。生真面目で温厚な性格。幼少期の出来事から、自分を省みず人に尽くすよう自分に戒めている。正義感が強く、ブリタニアの内側から働きかけることで、日本を救いたいと考えている。 戦時下での徹底抗戦派の主導者だった父の自害、エリア11としてブリタニアの属領となった日本において名誉ブリタニア人となっていることから、ブリタニアからも日本からも指を差される日々を過ごしてきた。 ルルーシュ・ランペルージとは幼少の頃に出会い、親友。ながらく互いに離れていたが、軍の作戦行動中に偶然再会を果たす。常人離れした身体能力を持ち、それがロイド・アスプルンド伯爵の目に留まったことで、彼の新兵器実験開発部隊特別派遣嚮導技術部にナイトメアフレームのデヴァイサー(操縦者)として引き抜かれる。 彼の能力と、最先端技術を導入したランスロットはゼロの作戦を幾度となく阻止することになる。 特別派遣嚮導技術部配属後はユーフェミア・リ・ブリタニアの口添えもあり私立高校アッシュフォード学園へ編入。 生徒会メンバーとしてルルーシュらに受け入れられる。ゼロには助けられる場面もあり、手段は違えど最終的な目的は同じであるとして理解を示していたが、主君であるユーフェミア・リ・ブリタニアを殺害されたことで彼への憎しみを募らせていくことになる。 ブラックリベリオン時にゼロを捕らえた功績により、皇帝直属の騎士であるナイトオブセブンに抜擢される。ゼロの正体を知り、記憶改竄後は私立高校アッシュフォード学院にて彼を監視しつつ学生生活を送る。 ランスロット自体の性能強化に加えて、ルルーシュにかけられた「生きろ」というギアスによって得た強制的な生存欲求により、常人離れした戦闘力を発揮する。
シャルル・ジ・ブリタニア (しゃるるじぶりたにあ)
神聖ブリタニア帝国第98代皇帝。圧倒的な軍事力により、日本をはじめとする各国を占領。自分の皇位継承者たちに世界各地のエリアの統治を委ねている。ルルーシュ・ランペルージらの身柄をを外交目的で日本へ引き渡し、かつその日本を戦禍のただ中に巻き込んだことから彼の不審を買い、それがゼロ暗躍の原因ともなる。 冷酷で、力を何よりも重んずる実力主義者。記憶を改変するギアスの能力者であり、ブラックリベリオン後にゼロを無力化するためルルーシュの記憶を改竄する。 全人類を集合無意識へと回帰させることで、「嘘の無い世界」を作ろうと暗躍している。
紅月 カレン (こうづきかれん)
私立高校アッシュフォード学園の学生で、生徒会メンバー。学園では病弱でおとなしいお嬢様を装っているが、反ブリタニア組織の扇グループリーダー・紅月ナオトの妹で、彼の死後は自身もレジスタンス活動に身を投じる。 母は日本人だが、父はブリタニア人。日本占領後はシュタットフェルト家に引き取られ不自由のない生活をしている。カレンと同じ家で生活するためシュタットフェルト家の使用人として暮らす母を嫌悪していたが、その真意を知って以降は和解する。 高い身体能力を発揮し、ナイトメアフレームの操縦にも才能を見せる。ラクシャータ・チャウラーが開発した専用機紅蓮弐式を与えられてからは一層黒の騎士団のエースパイロットとして獅子奮迅の活躍を見せる。 当初はルルーシュ・ランペルージに対し不信感を抱いていたが、やがて好意を抱くようになる。ブラックリベリオン時、ゼロの正体がルルーシュであることを知るが、周囲にはその事実を明かさずゼロに従い続ける。 このため、ルルーシュにとっては気を許せる数少ない存在となっていく。
コーネリア・リ・ブリタニア (こーねりありぶりたにあ)
神聖ブリタニア帝国の第二皇女。クロヴィス・ラ・ブリタニアの死後は彼に代わりエリア11の総督として赴任する。高圧的で冷静な武人だが、妹ユーフェミア・リ・ブリタニアを溺愛しており、彼女には甘い。 高いナイトメアフレーム操縦技術とゼロに匹敵する戦略を併せ持ち、忠実な部下アンドレアス・ダールトン、ギルバート・G・P・ギルフォードらを従え自ら最前線に立って幾度となくゼロと対峙する。 ブラックリベリオン後はユーフェミアの汚名をそそぐため単身ギアスの謎を探る。
ロロ・ランペルージ (ろろらんぺるーじ)
私立高校アッシュフォード学院の学生であり、ルルーシュ・ランペルージの弟。兄思いの大人しい少年を装うが、その正体は機密情報局から派遣されている暗殺者。ギアス保持者であり、その能力は一定範囲内の他者の体感時間を止め、あたかも自分以外の時が止まったような状況を作り出すことができるというもの。 ランスロットを元に開発された試作機で、金色の専用ナイトメアフレームヴィンセントに搭乗し、ギアスの効果により神出鬼没の不可解な動きでルルーシュら黒の騎士団を翻弄する。 しかし、幼い頃から人殺しを続けてきたという特異な出自から生じた心の隙間を突かれ、逆にルルーシュによって篭絡される。 以降ルルーシュに従い、彼を本当の兄として慕う。
アーニャ・アールストレイム (あーにゃあーるすとれいむ)
皇帝直属の騎士ナイトオブラウンズのナンバー6で、ナイトオブラウンズ最年少。小柄で寡黙な少女。感情の起伏が少なく周囲に無関心。幼少時、マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアの襲撃時、現場に居合わせた。 以降、記憶がとぎれることがあるため自身の記憶はあまりあてにしておらず、携帯端末により写真撮影やブログ更新をこまめに行っている。専用ナイトメアフレームのモルドレットは高火力に重点をおいた機体。ジノ・ヴァインベルグとともに私立高校アッシュフォード学園中等部に入学する。
黒の騎士団 (くろのきしだん)
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』に登場する組織。反ブリタニアのレジスタンス活動を行っていた扇グループを母体に、ゼロが組織する。中核メンバーは扇グループから所属している扇 要、紅月カレン、玉城 真一郎ら。 主に日本人で構成されるため神聖ブリタニア帝国への反抗活動が目立つが、「武器を持たない全ての者の味方である」と宣言し、相手が旧日本軍であっても法で裁けない悪は断罪するとして粛清。 これにより、支持層を拡大することに成功する。ゼロの戦略により活躍を続け、他の反ブリタニア組織を吸収し、最大勢力へと成長するが、シュナイゼル・エル・ブリタニアの策によりゼロが追放され、以降はシュナイゼルに利用される形となる。
神聖ブリタニア帝国 (しんせいぶりたにあていこく)
強大な軍事力をもって世界の三分の一以上を支配するに至った、架空の大国。占領した地域を元の国名ではなく「エリア」と呼び、日本の場合はエリア11と呼称される。占領地の先住民をナンバーズと呼び、差別的な扱いが横行しているこれは、エリート主義により発生する格差が社会を活性化するという考えに元づくもので、皇帝を頂点とする絶対王政の体制がしかれている。
ナナリー・ランペルージ (ななりーらんぺるーじ)
ルルーシュ・ランペルージの妹。私立高校アッシュフォード学園中等部在籍だが、学園生徒会の仮メンバーとして生徒会室にも出入りしている。幼少期母が殺害された際にそばにおり、そのショックからか目が見えず足も不自由なため、車椅子で生活している。 身の回りの世話はアッシュフォード家に仕える篠崎咲世子が担当し、常に付き添っている。兄を慕う、心優しい可憐な少女。人に触れることで、相手の事をおぼろげに理解できるが、ルルーシュがゼロであることには気づいていない。 ブラックリベリオン時にV.V.によって誘拐され行方不明となっていたが、87位の皇位継承権を持つ皇族として新総督に任じられ、エリア11にあらわれる。 かつてユーフェミア・リ・ブリタニアが提唱した行政特区日本を再び掲げるが、第二次トウキョウ決戦の際に枢木スザクがギアスの力で無意識で放ったフレイヤ弾の爆発に巻き込まれ、ルルーシュを絶望させる。
場所
エリア11
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の舞台である架空の都市。神聖ブリタニア帝国に占領され、エリア11と呼称されている。 このことから、日本人は差別的に「イレブン」と呼ばれる。エリア内にはブリタニア人が住むために環境が整備された租界が設けられ、イレブンは興廃したゲットーと呼ばれるスラム化した居住区へと追いやられている。 イレブンであっても、役所で所定の手続きと試験を経れば、名誉ブリタニア人として市民登録される。 ただしそれを屈辱的と感じるイレブンは多い。総督・ コーネリア・リ・ブリタニアに代わり、ナナリー・ヴィ・ブリタニアが真総督として赴任する。
その他キーワード
ギアス
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の専門用語。ルルーシュ・ランペルージがC.C.より授けられた力。ギアス保持者は複数存在し、それぞれその能力内容は異なる。ルルーシュの力は、彼の左眼を見ながら彼の命令を耳にした者は、自身の意思とは関係なくその命令に服従させられる、というもの。 いずれの能力も万能ではなく、ルルーシュの場合は同じ人間に二度はギアスをかけられないなどの制限が存在する。 また、ギアスを使用し続けると徐々にその制御が困難となり、自らの意思とは関係なく発動するようになるなど暴走の危険性がある。
ブラックリベリオン
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』に登場する専門用語。ユーフェミア・リ・ブリタニアの行政特区日本式典での虐殺事件に端を発した日本人一斉蜂起事件。黒の騎士団が扇動し、トウキョウ租界へ進軍。 エリア11総督コーネリア・リ・ブリタニアを追い詰めるが、ナナリー・ランペルージがV.V.により誘拐されたことによりゼロが戦線を離脱。指揮系統の混乱した黒の騎士団が敗北し、幹部である扇要や藤堂鏡志朗までもが拘束されてしまう。
ナイトメアフレーム
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の専門用語。ブリタニア帝国軍の主力をなす人型自在戦闘装甲騎の総称。ナイトメア(Knightmare)とは騎士と雌馬のこと。ナイトメアフレームに搭乗することを「騎乗」というのもここにちなむ。 普段は頭部の装甲下に収納されている情報収集用センサー「ファクトスフィア」と、脚部に備え付けられた地上高速滑走移動用の「ランドスピナー」を持つのが特徴。搭乗者や、投入する戦場にあわせてさまざまなバリエーションが存在する。