ドミニオン

ドミニオン

犯罪集団・武悪一味を捕えるため設立された、警察戦車隊の活躍をコメディタッチに描く近未来アクション。タイトルを同じくする『ドミニオン コンフリクト編C1』が存在するが、設定のほとんどがリセットされているため厳密には続編ではない。

正式名称
ドミニオン
ふりがな
どみにおん
作者
ジャンル
アクション
 
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

環境破壊による大気汚染が進み、有害な細菌雲に覆われた世界。何度逮捕しても脱走してしまう武装犯罪集団・武悪一味に対抗するために設立された「警察戦車隊」に所属する、女性警察官レオナの活躍を描くドタバタコメディ。

登場人物・キャラクター

レオナ

戦車隊に所属する女性警察官。戦車をこよなく愛し、汚れたり傷が付いたりすると大騒ぎする。しかし犯罪者を追いかける時は、しばしばやりすぎて街まで破壊する。

アル

戦車隊に所属する警察官。男性。レオナの相棒で、レオナを憎からず思っている。

ブリテン

警察官で階級は警部。戦車隊の分隊長。レオナの上司。戦車乗りの割に大柄で逞しく、サングラスをかけた豪放な男。レオナ以上に好戦的。

署長 (しょちょう)

レオナ達が配属されている警察署の署長。戦車隊の起こす騒ぎによる苦情や始末書のせいで心労が絶えない。

武悪 (ぶあく)

男性。次々と強盗や窃盗を繰り返す犯罪者集団のボス。捕まえてもすぐに脱走してしまうばかりか、装備も充実している。どうやら「親方」と呼ばれる謎の人物もしくは組織が黒幕にいるらしい。実はアンドロイドで、他のアンドロイドといっしょに地球を脱出するために活動している。最後は多数の新生児を人質に、スペースシャトルとスペースコロニーを手にして宇宙へ去った。

アンナプーナ

女性。猫耳が生えたアンドロイド]。武悪の一味で、最後はスペースシャトル発進管制のため地球に残る。

ユニプーマ

女性。猫耳が生えたアンドロイド]。武悪の一味で、アンナプーナの相棒。

グリーンピース・クローリス

重化学開発局から誘拐され、武悪のアジトにいるところを保護された。羽根の生えた淡緑色の肌を持つ人間大の妖精のような姿をした存在。環境破壊によって生じた微生物の雲を吸収・濾過して酸素を生み出す、植物であり動物であり微小生命体のコロニーである異常環境適応型の人造生命体で、生きたエアクリーナー。 実はグリーンピース計画のための試作モデルとして生み出された。光合成を行うため、たまに全裸で日光を浴びる。

親方 (おやかた)

『ドミニオン』に登場する人物、もしくは組織。武悪一味をサポートして、作戦や装備を与える等のサポートをしているが、目的や正体は記述が無いため不明。手に余った警察が自衛隊への協力を申し込んでも、出動禁止命令が出されているといった事から、政府関係者であるような仄めかしが見られる。

集団・組織

重科学開発局 (じゅうかがくかいはつきょく)

『ドミニオン』に登場する組織。政府機関もしくはそれに準じた組織であり、さまざまな研究をしているらしい。グリーンピース計画もここの管轄。

その他キーワード

風溜り (かぜだまり)

『ドミニオン』に登場する用語。大気の状態によって空気が澱んだ状態になっている場所。常に同じ場所ではなく不定期に移動する。マスクを装備しなければ外出もできず、視界も極端に制限されるため犯罪発生率も高い。

グリーンピース計画 (ぐりーんぴーすけいかく)

『ドミニオン』に登場する用語。グリーンピース・クローリスのデータを元に全人類を改造し、環境破壊後の地球に適応させようという政府の計画。グリーンピース・クローリスを誘拐する事によって武悪の手で阻止された。

T4・F (てぃーよんえふ)

『ドミニオン』に登場するメカ。バクテリオファージのような形をした巨大な多脚戦車。皮剥重工業製。ボナパルトによる街の破壊に反対する住民たちによって警察に押し付けられる。しかし実は、内部に武悪一味を隠したトロイの木馬であった。

ボナパルト

『ドミニオン』に登場するメカ。警察用小型戦車。軽自動車並の大きさの車体に、可変型の爪を装備した無限軌道を前後1対づつ装備しており、極めて運動性能が高い。

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