ドールガン

ドールガン

ドールガン(漫画)の作品登場人物。別称、マンフレット=バルター。

登場作品
ドールガン(漫画)
正式名称
ドールガン
別称
マンフレット=バルター
別称
悪党王
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概要

茜純太の背後霊。かつて「世界を買う」と宣言して犯罪組織、マリオネットを結成し、莫大な富を築き上げた国際的犯罪者。東ベルリン生まれのドイツ人男性で、金髪に碧眼の持ち主。顔にはY型の大きな傷跡が横切っている。性格は飄々として、つねに静かな微笑みを浮かべているが、実は恨みを根に持つタイプ。銃の扱いと格闘術は達人の域に達しており、操影術と呼ばれる催眠術の使い手でもあった。

また、100か国語を使いこなすなど語学堪能。無類の女好きとしても知られ、世界77か国に愛人を囲っていた。15年前の12月18日、愛人の羽月ナギサの出産に立ち会うべく来日していた際、病院内で何者かに撃たれて死亡。ドールガンの魂は近くにいた新生児の純太に取り憑き、意識のみを現世に止める背後霊のような存在となった。

その後、15年以上もその存在を明かす事なく純太に寄り添っていたが、純太がマリオネット絡みの事件に巻き込まれた事をきっかけに交流するようになり、やがて運命共同体として、共に世界を駆け巡る事になる。なお、幽霊となったドールガンの姿は、基本的に宿主である純太にも目視できず、言葉を交わす事もできない。

だが、鏡などの反射物がある場合に限り、ドールガンはそこに姿を映し、周囲の人間と会話をする事ができる。また、反射物さえあれば操影術で純太の身体を意のままにあやつる事も可能で、特殊な条件を満たせば、他人に操影術を仕掛ける事もできる。ただし、幽霊化したドールガンは1日に20時間ほどの休息が必須であり、純太が切り札のSOULFを撃ち尽くした場合にも、強制的な睡眠状態に陥ってしまう。

ドールガンの本名は「マンフレット=バルター」。もともとはドイツ高官を務めた養父のオットー=バルターにつき従っていたが、オットーに掛けられた聖=カルダ大虐殺事件の嫌疑を雪ぐべく、ドールガンが首謀者として名乗りを上げ、虐殺者の汚名を一身に背負う事になった。

その後、ドールガンは志半ばで倒れたオットーの夢を継ぎ、闇の世界で資金調達を開始。プラチナ鉱山の乗っ取り、ロマノフ王朝の秘宝収奪、「テムズ血の河事件」と呼ばれるマフィア抗争、原子力潜水艦、マーメイドの強奪、ロサンゼルスオリンピックの放映権詐欺などに関与するが、一般人を無闇に傷つける事はなかったとされている。

また、ロナルド・レーガン、ムアンマル・アル=カッザーフィー、レオニード・ブレジネフやエーリッヒ・ホーネッカーなど各国の要人ともパイプを持ち、「悪党王」とも呼ばれた。なお、ドールガンは虐殺者の汚名で有名になってしまった事から、成長した娘には会わないというルールを自らに課しており、幽霊となっても頑なに守り続けている。

登場作品

ドールガン

世界的な犯罪者のドールガンの霊に憑かれた茜純太が、ドールガンがひた隠しにする事件の真相を探るべく、彼の娘達と協力しながら奮闘する姿を描いた物語。犯罪組織との異能バトル、宝探し、ヒロイン達とのラブコメ要... 関連ページ:ドールガン

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