概要・あらすじ
平凡なOLの高橋奈緒は、嫌な上司や嫌いな同僚もいない平和な職場に勤めている。その一方で、奈緒はそんな平和な日常生活に少し退屈していた。友人の三浦あや、太田佳央梨との女子会で、奈緒はそんな悩みを二人に打ち明ける。知人が迷惑な人物に困らされたり、その人物が痛い目に遭うような話を聞きたいという奈緒に、佳央梨が自分の職場での話をし始める。それは、佳央梨の同僚の「サバサバ系」を自称する女性が、恋愛上のトラブルをきっかけに同僚から仕返しされ、不倫していた上司の妻から慰謝料を請求されることになったという話だった。これこそ自分が求めていた話だと喜ぶ奈緒だったが、さらに話を聞いているうちに、佳央梨の話に登場する同僚女性の恋人が、奈緒の彼氏と同一人物であるということに気づくのだった。その後も3人は、職場や親戚の集まりなどで迷惑な人間の起こすトラブルに巻き込まれると、集まって相談したり体験談を語り合ったりするようになるのだった。
登場人物・キャラクター
高橋 奈緒 (たかはし なお)
24歳のOL。容姿も成績も平凡で、平和な職場に勤め、自分でも「極々一般的なOL」と思っている。その一方で、平和な日常生活に退屈している。嫌な人物が痛い目に遭うような話が好き。三浦あや、太田佳央梨との女子会をきっかけに、交際していた男性に二股をかけられていると知り、人生で初めての修羅場を経験することになる。
三浦 あや (みうら あや)
保育士の女性。高橋奈緒とは高校からの友人で、太田佳央梨とは従姉妹同士。眼鏡を掛けている。ある園児の母親がいわゆるモンスターペアレントであり、事あるごとにいびられているという悩みを持つ。同僚の保育士の男性と交際している。
太田 佳央梨 (おおた かおり)
三浦あやの従姉妹で、高橋奈緒とも友人同士の女性。二人よりも年上の様子。大手商社に勤めているOLで、「社内不倫などの恋愛トラブルを起こす自称サバサバ系女」や「有能そうにしているがまったく仕事のできない派遣社員」など、嫌な人物とかかわった経験が豊富。
書誌情報
ブラックガールズトーク 8巻 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉
(2019-10-18発行、 978-4091294234)
第2巻
(2020-07-10発行、 978-4098501984)
第3巻
(2021-03-12発行、 978-4098504763)
第4巻
(2021-11-18発行、 978-4098507917)
第5巻
(2022-07-12発行、 978-4098511945)
第6巻
(2023-03-17発行、 978-4098517503)
第7巻
(2024-01-18発行、 978-4098530908)
第8巻
(2024-09-19発行、 978-4098536054)