プチプチたんたんプチたんたん

プチプチたんたんプチたんたん

男子禁制の女子寮「あまてら荘」に住む3人の女子高生と1匹の犬の日常を描いた、少し下ネタを含んだギャグ漫画。「マガジンスペシャル」の2012年No.5から2016年No.7まで連載された。

正式名称
プチプチたんたんプチたんたん
ふりがな
ぷちぷちたんたんぷちたんたん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
講談社コミックス(講談社)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

ある日、女子寮「あまてら荘」に住む花園ハナは、捨て犬を拾ってくる。寮の規則で犬を飼うことはできず、捨てられていた場所に戻されるところだったが、同じ寮生の山田コンスタンツ片岡ヒカリの協力もあってなんとか飼うことを許可される。こうして捨て犬は「プチ」と名付けられ、3人と1匹の新しい生活が始まる。

登場人物・キャラクター

花園 ハナ (はなぞの はな)

女子寮「あまてら荘」に住み始めた女子高生。活発で明るい性格をしており、だれともすぐに仲良くなれる。ただし勉強は苦手なため、片岡ヒカリに教わることが多い。捨てられていた犬を拾い、あまてら荘で飼えるように尽力。無事に飼えるようなった後は、犬に「プチ」という名前を付けて積極的に世話をする。

山田 コンスタンツ (やまだ こんすたんつ)

女子寮「あまてら荘」に住み始めた女子高生。日本人とイギリス人のハーフで、通う高校の理事長の孫娘。中学生の頃からモデルとして活躍している。夜食としてカップめんなどジャンクフードを食べることが多く、切らすと寮を抜け出してコンビニに買いに行くほど食欲旺盛。食べても太らない体質のおかげでプロポーションは維持している。花園ハナと片岡ヒカリの2人からは、最初は苗字で呼ばれていたが、親睦が深まった後は「コンスたん」というあだ名で呼ばれるようになる。

片岡 ヒカリ (かたおか ひかり)

女子寮「あまてら荘」に住み始めた女子高生。勉強ができて真面目な性格なため、クラス委員長を務める。また花園ハナや山田コンスタンツ、田隈サトリなどの言動や行動にツッコミを入れることが多い。小さい頃に噛まれたことがトラウマになって犬が苦手だったが、プチの世話をしているうちに克服する。

プチ

オスのダルメシアンの子犬。捨てられていたところを花園ハナに拾われて女子寮「あまてら荘」に来た。最初は規則で飼うことは認められなかったが、ハナ、山田コンスタンツ、片岡ヒカリの協力もあって、あまてら荘の番犬として飼われることになる。名前は「小さい」という理由で、ハナに「プチ」と付けられる。「お手」や「ふせ」などの覚えも良く、ほかの寮生や寮母の朝宮マミからも可愛がられる。

朝宮 マミ (あさみや まみ)

女子寮「あまてら荘」の寮母。歳は20代で独身。寮生に慕われており、相談に乗ることも多い頼もしい女性。持ち物検査の時に違反品の隠し場所を提供するなど甘い一面もある。刺身や冷奴などで晩酌している時間が一番至福を感じるほどのお酒好き。

雨雲 (あまぐも)

生徒の生活指導をする女性教師。朝宮マミとは同級生。規律に厳しく、女子寮「あまてら荘」の寮生からは「オリハルコンの仮面」と呼ばれている。しかし規律や規則から外れたものを全部排除するのではなく、筋の通った生徒の話はきちんと聞く人物で。プチを見つけた時も、山田コンスタンツの話を聞いて、最終的には寮で飼うことを認めた。

田隈 カオル (たぐま かおる)

花園ハナたちと同じクラスの男子生徒。朝宮マミの甥で、田隈サトリの義兄。一人暮らしをしているが、自炊が面倒なためマミにお昼のお弁当を作ってもらっている。お弁当を受け取る時や晩御飯を食べる時に、男子禁制の女子寮「あまてら荘」に普通に出入りしている。マイペースな性格で、片岡ヒカリから好意を寄せられてもまったく気がつかない。 いい雰囲気になっても自然と台無しにするため、山田コンスタンツから「フラグブレイカー」とも呼ばれる。

田隈 サトリ (たぐま さとり)

花園ハナたちの一年後輩で、田隈カオルの義妹。ハナたちが2年に進級した時に、女子寮「あまてら荘」に引っ越してきた。カオルに好意を持っており、片岡ヒカリをライバル視している。

山伏 マルミ (やまぶし まるみ)

山伏動物病院に勤める獣医の女性。プチのダイエットの成果や健康診断を行う。花園ハナや片岡ヒカリと恋愛話をするなど接しやすい性格。また助けられない命もあることを理解し、飼い主のために、つらい現実を親身に諭すこともできる覚悟と優しさを持っている。

場所

あまてら荘 (あまてらそう)

陽汝学園に通う女生徒が高校生の時に住む寮。寮母は朝宮マミ。夜七時以降は外出禁止で、違反者には1週間のトイレ掃除やお風呂掃除など厳しい罰則がある。また週に一度、寮生・寮母が集まってコミュニケーションを図る女子寮会がある。月曜日から金曜日の食事はマミが作ってそれを寮生が当番制で手伝っているが、土・日曜日と祝日は自炊といった規則がある。 動物を飼うことも禁止だったが、プチは花園ハナ、山田コンスタンツ、片岡ヒカリの説得もあって特例として許可された。

書誌情報

プチプチたんたんプチたんたん 3巻 講談社〈講談社コミックス〉

第2巻

(2015-02-17発行、 978-4063953275)

第3巻

(2016-07-15発行、 978-4063957167)

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