概要・あらすじ
岡野咲良、大原日奈子、笠原陽子、早坂蕗江は、同じ女子校に通う仲良し4人組。日奈子が東高の男子生徒、帯刀京輔たちの自主製作映画「ペパーミント・グラフィティ」に出演することになったのをきっかけに、4人は「ペパーミント・グラフィティ」に関わる東高の男子高校生たちと親しくなっていく。
登場人物・キャラクター
岡野 咲良 (おかの さくら)
大原日奈子、笠原陽子、早坂蕗江の友人で、市内の女子高に通う1年生。小柄なショートカットの女子生徒。明るく物おじしないしっかりした性格で、警戒心も強い。大原日奈子を心配して自主製作映画「ペパーミント・グラフィティ」の撮影に協力することになり、加賀風哉と親しくなっていく。
大原 日奈子 (おおはら ひなこ)
岡野咲良、笠原陽子、早坂蕗江の友人で、市内の女子高に通う1年生の女子生徒。眉上で切りそろえた前髪に、ストレートロングヘアを胸のあたりまで伸ばしている。気が弱く自分に自信のない性格だったが、帯刀京輔の誘いで自主製作映画「ペパーミント・グラフィティ」の主演女優を務めることになる。
笠原 陽子 (かさはら ようこ)
岡野咲良、大原日奈子、早坂蕗江の友人で、市内の女子高に通う1年生の女子生徒。前髪を上げて額を全開にし、ポニーテールヘアにして一つにまとめている。眼鏡をかけているのが特徴。男性との出会いを目的に訪れた「ペパーミント・グラフィティ」の撮影現場で松野祐士と知り合い、彼に惹かれていく。料理が得意で、シャープペンシルを集めるのが趣味。
早坂 蕗江 (はやさか ふきえ)
岡野咲良、大原日奈子、笠原陽子の友人で、市内の女子高に通う1年生の女子生徒。ふんわりした長めの前髪を真ん中で分け、三つ編みにしている。穏やかな性格だが、恋愛には慎重で「ペパーミント・グラフィティ」への参加にも消極的。2年前に四国へ引っ越していった友人の暮林知之に恋をしていたが、彼との突然の再会に驚く。
帯刀 京輔 (おびなた きょうすけ)
市内の男子高校、東高に通う2年生の男子生徒。「ペパーミント・グラフィティ」の監督を務めており、駅前で見かけた大原日奈子に出演を依頼する。穏やかで親しみやすい性格で、1学年下にあたる岡野咲良たちにもため口で接するよう持ち掛ける。主演女優の日奈子を次第に気にするようになる。
加賀 風哉 (かが ふうや)
市内の男子高校、東高に通う2年生の男子生徒。前髪を真ん中で分け、胸のあたりまで伸ばしたストレートロングヘアを一つに結んでいる。「ペパーミント・グラフィティ」のスタッフの一人で、映画撮影時はカメラを担当している。不愛想でいつも怒っているような雰囲気だが、不器用なだけで冷たいわけではない。8ミリフィルムを用いた撮影に強い情熱があり、その撮影技術を見込まれて帯刀京輔に撮影を依頼された。
松野 祐士 (まつの ゆうじ)
市内の男子高校、東高に通う2年生の男子生徒。「ペパーミント・グラフィティ」の出演俳優でもあり、笠原陽子の作ったおにぎりを誤って踏みつけたのがきっかけで彼女と知り合う。気さくで、他人に気を遣う性格の人物。笠原陽子と親しくなるが、恋人と別れたばかりで、当分恋愛はしないと考えている。食べ物を大切にしており、傷んだ食事もきちんと食べる。
暮林 知之 (くればやし ともゆき)
早坂蕗江のかつての想い人で、市内の男子高校、東高に通う1年生の男子生徒。2年前四国へ引っ越していったが、両親の離婚を機に先月戻ってきた。現在は「北川カメラ」でアルバイトをしており、偶然来店した蕗江と再会する。転校前は蕗江の想いを受け入れずにいたが、現在は伝えたいことがあるらしく「ペパーミント・グラフィティ」の撮影に参加するようになる。
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