マリーベル

マリーベル

マリーベル(漫画)の主人公。

登場作品
マリーベル(漫画)
正式名称
マリーベル
ふりがな
まりーべる
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概要

金髪碧眼、吸い込まれそうな大きな瞳の美少女。フランスに生まれるが、1778年、5歳のときに家を追われ、兄とともに貨物船で対岸のイギリスに捨てられた。ドーバーにあるランバート公爵の別荘にたどり着いた後、兄アントワーヌは「後で迎えに来る」と書き置きを残して姿を消し、一人ぼっちとなってしまう。

この後、ランバート公爵家に養われ、公爵の後継者であり、マリーベルより3歳上のロベール・ランバートと親密になっていく。9歳でロベールとロンドンに行ったとき、劇団に紛れ込んでフランソワ・ジョゼフ・タルマ、そして芝居という存在に出会い魅了される。穏やかな生活が続いていたが、14歳になると、ロベールのスキャンダルになることを憂えたランバート公爵により、奉公人として館を出されてしまった。

マリーベルは、この時まで、ロベールに対する身分違いの愛を自覚していなかった。自ら身を引くために、縁のあったレアンドルが率いる旅芝居一座、マルロー一座を頼って、共にフランスへ渡ることとなる。

レアンドルの実家であるダジル侯爵邸では、ミレーヌと名乗るバイオリニストと出会うが、彼は兄、アントワーヌが女性へと変装していた姿であった。だが、ミレーヌは妹に気づきつつも、正体を明かなかったため、再会が果たされることはなかった。この後、レアンドルがジャンヌとのトラブルにより命を落とすと、マリーベルはジャンヌをコメディ・フランセーズの女王の座から引きずり下ろすことを決意。

デュガゾン演劇学校でタルマと再会し、彼から個人教授を受けて演技を磨いた。その後、コメディ・フランセーズの舞台において、ジャンヌと対決。田舎娘役を田舎娘らしく演じたことを非難されるが、これが民衆の人気を呼びコメディ・フランセーズの舞台に上がるようになった。

1789年には、宮殿から「貴族万歳」の上演を命じられるが、舞台の意味に気付き、ケガを装って出演を拒否。その間にサン・ジュスト邸跡で自らの出生の秘密を知る。パリに戻り『貴族万歳』の舞台に立ったが、「フランス万歳」と叫んで舞台を下ろされる。生活費に苦しみ外国に売られそうになったところを、ジュリアン・タル・タランに助けられている。

その後、ジャンヌに捕まったアントワーヌを救出し、恩赦をもらっている。革命側の国民公会から逮捕状が出たジャンヌをかばったため、人民裁判にかけられるが、この際には革命家の実力者であるサン・ジュスト(アントワーヌの別の姿)が兄だと名乗り出て保釈された。

罪の無い貴族を救っている青いバラの捜査に協力する中、ロベールと再会して、彼と婚約。だが、青いバラを見つけられなかったため、ギロチンにかけられることとなってしまう。この危機を市民の協力により脱し、ロベールとともにイギリスに逃亡。だが、サン・ジュストとの仲を疑うロベールとの距離が縮まらず、婚約を解消。

イギリスへと渡った亡命貴族を狙う黒いバラの標的となるが、その中で青いバラの正体がロベールであったことを知っている。再びフランスに戻ったマリーベルは、ライバルであったジャンヌがマリー・アントワネットの救出計画に加わったため死刑にされることを知る。

さらに、国民公会内部の政争によりサン・ジュスト(アントワーヌ)も捕まっており、ロベールの手で一度は救出されたが奪還され処刑。さらにジュリアンがロベールの身代わりとなって、役人の銃に倒れるところを目撃してしまう。打ち続く悲劇に、絶望してドーバーの町外れの白い花の咲く丘に帰ったマリーベルは、そこで待っていたロベールと再会。

彼と幸福になることを誓うのだった。

関連人物・キャラクター

ロベール・ランバート

マリーベルの運命の恋人。マリーベルが身を寄せたランバート公爵の後継ぎだが、病弱であったためドーバーの別荘で暮らしていた。9歳のとき、ランバート公爵が養子をとって後継ぎにしようとしたため、ロンドンに乗り... 関連ページ:ロベール・ランバート

関連キーワード

コメディ・フランセーズ

『マリーベル』に登場する組織。当時、唯一の国家運営劇団。演目に関係なく、当時の貴族の服装で演技をしていたが、マリーベルが1787年に『アクロポリスの市民』で史実に忠実な衣装で演じて話題となる。宮廷の命... 関連ページ:コメディ・フランセーズ

登場作品

マリーベル

18世紀後半のフランスを舞台に、フランス人の少女・マリーベルがフランス革命という激動の時代の波に翻弄されながら、生き別れの兄アントワーヌを探し舞台女優として生きてゆく姿を描いた演劇・歴史漫画である。『... 関連ページ:マリーベル

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