概要・あらすじ
ある日のこと、ひったくり犯が、公園のベンチで座っていたおばあさんのカバンを盗む事件が発生。逃げる犯人を遮ったのは、ムテキと名乗る少年だった。ムテキは犯人の両足をつかむと、空中高く放り投げ、カバンをとりもどす。規格外の強さに周りの人間は驚くが、ムテキ本人は「たいしたことはない」と、表情ひとつ変えることがない。そんなムテキの噂（うわさ）を聞きつけ、勝負を挑んでくる人間は後を絶たない。自称ライバルのキョウタ、ドッジボールの天才、トウドウ、最凶破壊王のクダキ、超怪力のリッキーなどなど。しかしムテキは、涼しい顔で彼らを退けるのであった。
登場人物・キャラクター
ムテキ
人間離れした怪力と運動能力を持つ、最強無敵の少年。ツンツンヘアーが特徴で、牙のようなものを胸からぶら下げている。幼少時より、常に落雷が発生する特殊な地域で修行を積む。長年にわたり感覚や筋肉を研ぎ澄ました結果、光速を超える反射神経を身につけ、落雷を避けられるまでになる。常に冷静沈着で、何があっても「たいしたことはない」と受け流す。
キョウタ
ムテキをライバル視する少年。ヘアバンドとサラサラヘアーが特徴。剣道の実力者で運動神経にも優れる。
トウドウ
世界的にも注目されているドッジボールの天才の男性で、大柄でマッチョな体型の男性。ムテキにドッジボール勝負を挑むが、全く歯が立たなかった。
クダキ
ムテキの兄。センター分けの長髪と鍛え上げられた筋肉が特徴。すべてを破壊する最凶の蹴り技を得意とする。突然ムテキの前に現れ、理不尽な暴力をふるう。
リッキー
ツンツンヘアーと鋭い目つきが特徴の筋肉男。「強さとは力、一番力が強い者が最強」が信条で、握力計を壊し鉄棒をグニャグニャにするほどの怪力を誇る。最強の座を賭け、ムテキに勝負を挑む。
書誌情報
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