ラブ・モンスター

ラブ・モンスター

作者・宮城理子が『花になれっ!』に次いで連載を開始した長編作品。山奥にある妖怪たちの学園・私立SM(セントモンスター)学園が舞台。受験ですべての高校に落ちてしまった大空ヒヨ子は、知らないうちに父がとっていた推薦で、山奥のSM学園に入学する。そこでヒヨ子を待っていたのは、婚約者を名乗るイケメンの天魔黒羽だった。生徒も教師もすべてが妖怪の学校で繰り広げられる、モンスター・ラブコメディ。カラス天狗や雪女、座敷わらし、三つ目小僧といった多種多様な妖怪が登場する。集英社「マーガレット」2002年No.11から2006年No.5・6合併号まで連載。また、本作の番外編『幸せって何だっけ』が2006年5月刊行のマーガレットコミックス12巻(最終巻)に収録されている。

正式名称
ラブ・モンスター
ふりがな
らぶ もんすたー
作者
ジャンル
ラブコメ
 
学園
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

大空 ヒヨ子 (おおぞら ひよこ)

15歳の高校1年生。身長150センチメートルで、2月27日生まれの魚座。高所恐怖症で身長が少し低いのが悩み。金髪のツインテールが特徴。両親はヒヨ子が小さい頃に離婚している。じつはカラス天狗の父と人間の母の間に生まれた妖怪のハーフ。受けた高校のすべてに落ちてしまい、父から送られてきた「SM学園」の入学許可証に飛びついて入学を決める。入試の朝に助けたカラスのカータンに導かれるようにして、山奥にあるSM学園に到着。そこで生徒会長の天魔黒羽に、いきなり婚約者だと告げられ、黒羽と同居することになる。黒羽からは「ヒヨ」の愛称で呼ばれる。

天魔 黒羽 (てんま くろう)

「SM学園」の生徒会長。身長180センチメートルで、6月6日生まれの双子座。強力な妖力を持つカラス天狗。成績優秀、スポーツ万能のイケメンで、歴代生徒会長の中でもトップレベルの優秀な妖怪。性格はSで、一般常識に欠ける部分がある。大空ヒヨ子の父と「ヒヨ子が16歳になったら嫁にもらう」という約束を交わしたことから婚約者を名乗る。とにかくヒヨ子のことが大好きで、「ヒヨ」の愛称で呼ぶ。

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