ルーシー

ルーシー

ダーウィン事変(漫画)の登場キャラクター。

登場作品
ダーウィン事変(漫画)
正式名称
ルーシー
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概要

シュルーズヴィル高校に通うアメリカ人の女子。チャーリーのクラスメイト。濃い茶髪のロングヘアで、学校ではパーカーのフードで顔を隠していることが多い。頭脳明晰で成績優秀ながら、コミュニケーションが苦手なためにクラスからは浮いており、周囲からは「陰キャ(ナード)」などと揶揄されている。クラスメイトからは変わり者扱いされているが、本来は明るく好奇心旺盛で友人思いな性格をしている。聡明で賢い少女で、クラスメイトの男子はもちろん、大人に対しても物怖(お)じせずに思ったことをはっきりと発言する。一方的な差別や偏見、暴力などには否定的で、迷いながらもそれらに立ち向かっていく強い信念と意志を持つ。木から降りられなくなった猫を助けようとした際、チャーリーに助けられたのをきっかけに、彼に感謝と興味を抱くようになり、友人となる。学校ではチャーリーがクラスメイトに絡まれたり、議論を持ちかけられているのを目にしており、そのたびに彼のことを庇(かば)っている。チャーリーと親しくなるうちにギルバート・スタイン博士と敏腕弁護士のハンナ・スタインとも知り合い、二人からも気に入られており、彼らの家に入り浸ることも増えていく。しかし、チャーリーと友人になったことで、彼を狙うテロ組織「ALA」の起こす事件に巻き込まれ、危険な目に逢うことも増えていく。それでもチャーリーに強い興味を持つと共に、一人の友人として大切に思い、立場が不安定な彼のことを心配し、クラスに少しでもなじめるよう奮闘することもあった。父親はおらず、厳しい母親のエルドレッドと二人暮らしをしており、母親は口うるさいために不仲気味。特にチャーリーと友人になってからは母親との仲が悪化しており、母親からは彼とはかかわらないように言われている。しかし、自分の家にいるよりも、チャーリーの家で彼らと交流する方が楽しいと思い、居心地のよさを感じている。研究所職員を装ったマックスとの初対面時は、有名な楽曲のタイトルとその裏話になぞらえて「万華鏡の目をした女の子」と評されていた。実は人工授精で生まれた子供であり、父親のことは写真でしか知らず、一度も会ったことがない。人工授精で生まれた子供が珍しくないことを知りながらも、厄介事を避けるためにこの事実は周囲に隠していたが、マックスにはなぜか知られていた。勘が鋭く観察眼にも優れ、マックスが秘めている危険性を直感的に感じ取るのはもちろん、危篤状態のエヴァが何かを伝えようとしていたことにもいち早く気づいていた。

登場作品

ダーウィン事変 (だーうぃんじへん)

人間とチンパンジーのハーフとして生まれたチャーリーが、友人のルーシーと共にテロや差別をはじめ人間が抱える問題に向き合う姿を描いたヒューマンドラマ。「月刊アフタヌーン」2020年8月号から掲載の作品。第... 関連ページ:ダーウィン事変

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