概要
下着メーカー「トライアングル・アニー」唯一の男性社員で、インティメイト・アドバイザー(下着全般のアドバイザー)を務めている。黒髪のショートヘアで、長い前髪を左右に跳ねさせている。ふだんはぼーっとしているものの実際はなかなかのやり手で、特に男の性癖について造詣が深く、それを仕事に活用することも多い。趣味は「一献」の一言とともに、女性の使用済みの下着の匂いを嗅ぐことで、それによってその下着を身につけていた人がどんな人なのかを察することができる。もともとは日文警察刑事部鑑識課の捜査員で、下着泥棒を専門に担当しており、10年にわたって押収した盗難品の下着を撮影し続けてきた。だがある日、園部真梨が盗まれたシミ付きのパンティーの匂いを嗅いだところ、その下着にシミを付けた時の真梨のイキ顔が見えるという能力に目覚めた。ちょうどそこに盗難品を返してもらうために現れた真梨を、幻覚とカンちがいして押し倒したところ、ほかの署員に発見されて即座に懲戒解雇。その後、真梨にスカウトされてトライアングル・アニーに入社したという経歴を持つ。イキ顔が見える能力は、当初は真梨にしか発動しなかったが、のちにトライアングル・アニーの社長である虎井杏に対しても発動することが判明。三角圭自身は、イキ顔が見える相手は自分の運命の人なのではないかと考えている。大量の下着を見て分類、撮影、情報収集を行ってきたこともあり、下着に関する知識量はビッグデータにも匹敵すると、真梨には高く評価され、同時に恋心と性欲がない混ぜになった複雑な感情を抱かれている。圭自身もそのことを把握してはいるが、自分を失業から救ってくれた恩人として感謝の念を抱いており、真梨に対して不誠実なまねはできないと、うかつに手を出さないように自分を強く戒めている。一方で、ほかの女性と肉体関係を持つことに躊躇がない。それでも、相手の了承を得ない限りは手を触れない、人妻には手を出さないなど、一定の倫理観も持つ。警察の寮を退去させられてからはネットカフェ暮らしをしていたが、のちに真梨に誘われてルームシェアを開始する。小学生の頃はスカートめくりの常習犯で、周囲からは「スカートめくりのさんちゃん」と呼ばれていたことがあり、実はその当時に真梨と出会っているが、そのことは覚えていない。トライアングル・アニーの専属モデルを務める小笠原茜のファンで、かつて「△K」の名で彼女にファンレターを出したことがある。
登場作品
アニーズ・ぱんつぁー (あにーずぱんつぁー)
「一献」と称して女性の使用済み下着の匂いをかぐことで、その相手がどんな人なのかを知る能力を持つ三角圭が、周囲を女性に囲まれた環境の中、独自のアプローチで赤字続きの崖っぷち下着メーカー「トライアングル・... 関連ページ:アニーズ・ぱんつぁー
関連リンク
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