概要
日本の漫画家。女性。中学卒業後、岐阜県多治見市の工場に就職。19歳の頃、新人漫画家募集に応募を開始。1965年、貸本漫画『黒コスモスの花言葉』(金田君子名義)で漫画家デビュー。その後、1968年「りぼん」11月号から『ショーケン物語 涙いろの思い出』(上原希美子名義)で商業誌デビューを果たす。同誌などで2本の作品を発表後、1969年には「少女コミック」誌に移籍。「上原きみこ」と改名し、本格的に活動を開始。『ロリィの青春』『炎のロマンス』『マリーベル』など、次々とヒットを飛ばした。70年代後半には学年誌にも進出し、「まりちゃんシリーズ」では第35回小学館漫画賞児童部門を受賞している。その他の作品に『青春白書』『夢時計』『いのちの器』など多数。
ヒストリー
- 1946年4月25日
岐阜県に生まれる。
- 1965年
『黒コスモスの花言葉』(金田君子名義)で、貸本漫画家デビュー。
- 1968年
「りぼん」11月号に『ショーケン物語 涙いろの思い出』(上原希美子名義)が掲載され、商業誌デビュー。
- 1968年
「恋のしずく」を「週刊少女コミック」に投稿。
- 1990年
「まりちゃん」シリーズで第35回小学館漫画賞。
- 1991年
「フォアミセス」にて『いのちの器』(上原きみ子名義)の連載を開始。
- 1998年10月5日
『いのちの器』がテレビドラマ化。フジテレビ系列の昼ドラ枠にて放映される。
受賞
- 1989年
第35回 小学館漫画賞/「まりちゃん」シリーズ 児童部門