概要
肉体をねじ切り惨殺するという猟奇殺人事件が立て続けに起こった。この世のあらゆるモノの死を視ることのできる直死の魔眼を持つ少女両義式は、その犯人を捕らえて欲しいと依頼を受ける。犯人の名は浅上藤乃。
殺された被害者たちに陵辱された少女であった。式は藤乃の凶行を止めるべく行動に出る。
登場人物・キャラクター
両義 式 (りょうぎ しき)
不慮の事故による2年間の昏睡状態を経て、この世のすべての物の死を視ることのできる直死の魔眼を獲得した少女。中性的かつ端正な顔立ちだが、淡白な性格で人付き合いを避けがち。和服を普段着にしており、その上にジャンパーを羽織った風変わりな恰好をしている。
礼園女学院
黒桐幹也の妹・鮮花が通う女学院。工房伽藍の堂の所長である蒼崎橙子もここの卒業生である。
湊 啓太 (みなと けいた)
黒桐幹也が通う高校の後輩で、浅上藤乃を暴行していた不良集団のひとり。特殊な力に目覚めた藤乃によって仲間が惨殺されるなか、依頼を受けた黒桐幹也に保護される。
黒桐 幹也 (こくとう みきや)
年齢より幼気な顔立ちと、てらいのない黒髪と黒縁メガネが特徴の青年。両義式とは高校時代からの友人で、彼女に心惹かれている。工房伽藍の堂に勤めている。
黒桐 鮮花 (こくとう あざか)
黒桐幹也の妹。黒の長髪に端正な顔立ちと品の良さを感じさせつつ、心の強さを持ち合わせた少女。蒼崎橙子に弟子入りし、魔術師として目覚める。実兄である幹也に心惹かれており、ライバル心から両義式を目の敵にしている。
浅上 藤乃 (あさがみ ふじの)
礼園女学院の生徒で、黒桐鮮花の友人。痛みを感じない「無痛症」だったが、不良集団に暴行を受けたことがきっかけで、不定期に感覚を取り戻すようになる。
蒼崎 橙子 (あおざき とうこ)
工房伽藍の堂のオーナーで、人形師で魔術師。メガネの着脱により性格を意図的に切り替え、装着時は穏やかだが、外すと冷酷な性格となる。礼園女学院の卒業生で、ロンドンの学院で魔術を学んだ過去を持つ。
場所
伽藍の堂 (がらんのどう)
魔術師の蒼崎橙子が所長を務める工房。黒桐幹也が働いている。
その他キーワード
直死の魔眼 (ちょくしのまがん)
『劇場版 空の境界 第三章 痛覚残留』に登場する、両義式が持つこの世のこの世のすべての物の死を視ることのできる眼を持つ持つ特殊能力。「死」を視覚情報として捉えることができ、そこを突く、あるいは裁つことによって、対象を殺すことができる。
クレジット
- 原作
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奈須きのこ
- キャラクター原案
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武内崇
- 監督
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小船井充
- 脚本
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平松正樹
- 音楽
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梶浦由記
- アニメーション制作
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ufotable
関連外部リンク
- SHARE
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- EC
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