あらすじ
第1巻
夏のある日、あにゃはペットショップでハムスターを購入する。ちみたんと名づけた小さな命が思うままに行動する様を観察したあにゃは、ちみたんのひとつひとつの愛らしいしぐさに心を揺さぶられ感動し、温かい気持ちになっていた。しかし、ちみたんは思いのほか素早く、ンチたんを食べてとんでもない勢いで吐き出したり、夜中なるとおぞましい音を立てながら回し車で遊んだりと、その行動はどこまでも自由奔放。しかし、その一連の行動のすべてが、あにゃの心の宝物になるのだった。(エピソード1「生きものがいると人生がいいね」。ほか、28エピソード収録)
登場人物・キャラクター
ちみたん
ジャンガリアンハムスターのオス。5月13日生まれ。白く丸っこい小さな体と欲しがりな手、豊かな表情を見せる愛らしい顔が特徴。あにゃがペットショップで購入し、以来かけがえのない家族となった。きまぐれな性格で、急にブチ切れたり、まったりと眠ったり、さらにゴキゲンに暴れたりと、先の読めない自由奔放な行動を日々繰り返している。あにゃからは行動を逐一観察されており、目に入れても痛くないほど溺愛されている。うまみフルーツ、嬉しお野菜、LOVEひまタネが大好物。
あにゃ
つるっぱげの頭に上半身が裸で、緑色のタイツをはいている人物。性別は不明。ちみたんの飼い主で、ちみたんの名づけ親でもある。ちみたんを溺愛しており、その一挙手一投足を詳細に観察して漫画にしている。ちみたんがグッズ化された時はワクワク気分で地元のショップに足を運ぶが、すべてのグッズが売り切れていたため、悲しさのあまり悶絶していた。実在の人物、あにゃがモデル。
ンチたん
黒色をしたちみたんのうんち。ちみたんが自由気ままなタイミングで、日常的にひねり出している。ちみたんが間違えて食べてしまうこともある。
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