姫宮 桜子

姫宮 桜子

その淑女は偶像となる(漫画)の主人公。読みは「ひめみや さくらこ」。別称、白百合の華。

登場作品
その淑女は偶像となる(漫画)
正式名称
姫宮 桜子
ふりがな
ひめみや さくらこ
別称
白百合の華
関連商品
Amazon 楽天

概要

エリザベス女学院に通う女子。身長は153センチと小柄な体型をしている。並外れた気品の高さとおしとやかさから、「白百合の華」と呼ばれ、周囲からは淑女すべての見本のような存在として崇拝されている。しかし実際はアイドルオタクで、ちょっと口の悪い、ふつうの女の子。周囲が持つイメージによっておちおちあくびの一つもできない状況で、誰もいないトイレに逃げ込んでは、窮屈なお嬢様の世界から逃避している。素の自分を全力で隠しながらお嬢様を装って日々を過ごしていたある日、若菜あるみが転校して来たことで、平穏な日常が脅かされることになる。実は4歳の時からアイドルとして活動を行っており、アイドルユニット「花色エトワール」の姫宮桜子として生きてきた。ライブやバラエティー番組なども要領よくこなし、子供ながらわがままを捨て順調にアイドルとしての階段を昇っていた。だが、8歳の時に母親が交通事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。たった一人の肉親を亡くしたショックは大きかったが、何事もなかったように生放送の仕事も予定どおりこなし、笑顔でやりとげたことでメディアからは批判の的となる。それがきっかけでアイドルを引退。親を亡くしてもなお笑顔でいられた自分自身に言い知れぬ恐怖を抱き、その後何度も持ち上がった復帰の話もすべて断っていた。それ以来、笑うことが怖くなり、口元を隠すことでなんとか笑うふりをしていた。俗世ばなれしたお嬢様学校に進学し、ただの女の子として日常を送っており、伝説のアイドルとなった。だが、あるみの出演するライブを見に行った際に、予期せぬトラブルを目の前にして、居ても立っても居られなくなって自分がステージに立つことを決意。そこでアイドルとしての気持ちが再燃することとなり、あるみとユニットを組んでアイドル活動を再開させることを宣言。さらにアイドルリーグに出場し、トップアイドルを目指すことを決めた。その後、あるみと共に新藤まりもと同じ芸能事務所「華蓮プロダクション」に仮所属することになるが、マネージャーの朝比奈七芽のミスにより、まりもと桜子と共にユニットでアイドルリーグに参加することになる。最初はまりもに嫌われていたが、次第にユニットとして三人の信頼関係を築き始める。もともとよく食べる方だが、中でも美味(おい)しいものより体にいいものを好む傾向にある。好きな食べ物はウメボシ。アイドルとして万全な活動をこなすため、健康管理に気を遣いながら自分だけでなく、あるみやまりもの体調も管理している。人一倍がんばり屋だが、努力する姿は人に見せることを嫌っている。どんな相手でも営業スマイルで対応するプロ根性を持つ。基本的に頭脳派タイプで、豊富な経験を糧に現状を冷静に分析して対応する力がある。子供の頃あまりにも多忙だったため、今後の予定や注意点などをメモ帳に書き残す癖がある。日課はアイドルマニアサイトでの情報収集で、応援しているアイドルのポスターやグッズを部屋に飾りたいと思っている。しかし寮生活のため、泣く泣く押し入れにしまい込んでいる。パフォーマンス中の特殊なジャンプ「姫宮飛び」はファンのあいだでは有名。

登場作品

その淑女は偶像となる (そのしゅくじょはぐうぞうとなる)

幼い頃にアイドルだった姫宮桜子は、ずば抜けた人気と実力で周囲を魅了していたが、母親の死をきっかけにアイドルを引退。桜子は俗世ばなれしたお嬢様学校「エリザベス女学院」で、「白百合の華」と呼ばれ、淑女とし... 関連ページ:その淑女は偶像となる

SHARE
EC
Amazon

関連リンク

関連人物・キャラクター
新藤 まりも
集団・組織
その他キーワード
logo