概要・あらすじ
不良で赤毛の桜木花道は、湘北高校に入学後、同級生の赤木晴子に一目惚れし、彼女の言うとおりにバスケットボール部に入部する。湘北高校は1回戦敗退が常だったが、晴子の兄、赤木剛憲や同級生の流川楓、2年のブランクから復帰した三井寿ら実力ある選手が揃っていた。
バスケの基礎から学び始めた花道は、1日600本、計2万本のシュート練習を成し遂げるなどして瞬く間に実力をつけ、レギュラーになる。
そしてインターハイ出場を目指して県内強豪校と戦い勝利していく。
登場人物・キャラクター
桜木 花道 (さくらぎ はなみち)
中学時代は不良で鳴らした。一目惚れした赤木晴子に誘われ、湘北高校バスケ部に入部、未経験ながら驚異的な速さで上達して、チームの中心選手となる。目立ちたがり屋で派手なプレーを好む。
赤木 晴子 (あかぎ はるこ)
湘北高校入学時に桜木花道の体格のよさとジャンプ力を見て、兄がキャプテンを務めるバスケ部への入部を勧める。桜木に想いを寄せられていることに全く気づかず、自身は流川に憧れている。兄の引退後バスケ部マネージャーとなる。
三井 寿 (みつい ひさし)
エースを嘱望されて湘北高校バスケ部に入るが、ドロップアウトした上、バスケ部を襲撃して桜木達に撃退される。バスケへの思いを断ち切れず3年生になって復帰する。2年間のブランクは大きかったが、キーマンとしてチームの勝利に貢献した。
仙道 彰 (せんどう あきら)
陵南高校バスケ部所属。神奈川県のベスト5選手に選ばれるほどの実力を持ち、天才と称されているオールラウンドプレーヤー。桜木花道の才能を誰よりも早く見抜いていた。
牧 紳一 (まき しんいち)
神奈川の王者の異名を持つ海南大附属高校バスケ部を率いる。自他共に認める神奈川県随一のプレイヤーで、帝王とも呼ばれているが、その名に奢ることなく自らを鍛え続けている。
彩子 (あやこ)
湘北高校バスケ部マネージャー。ハリセンを持って素人の桜木花道にバスケの基本をたたき込む腹の据わった人物。宮城リョータから好意を寄せられているが問題にしていない。
宮城 リョータ (みやぎ りょーた)
湘北高校2年生。バスケ部所属。県内屈指のポイントガード。身体能力とスピードを生かしたプレイスタイルは他校から警戒されている。桜木花道とは共に想い人に振り向いてもらえない境遇が同じで、仲がいい。
流川 楓 (るかわ かえで)
湘北高校バスケ部所属。中学時代から実力は折り紙付きで、数多くの高校から誘いを受けていた。桜木とは犬猿の仲で、普段から殴り合うが、バスケの実力は認めている。晴子だけでなくたくさんの女生徒の憧れの的で、流川楓親衛隊というファンクラブもある。
赤木 剛憲 (あかぎ たけのり)
湘北高校バスケ部主将。厳格な性格で、桜木始めバスケ部の問題児を拳骨と迫力で御している。パワーを生かしたダンクシュートはゴリラダンクとの異名を取る。学業の成績もよく、教職員からの信頼も厚い。
安西 光義 (あんざい みつよし)
湘北高校バスケ部監督。温厚で恰幅のいい体型からホワイトヘアードブッダ白髪仏とあだ名を付けられているが、大学バスケ部の監督時代は、容赦ない指導ぶりからホワイトヘアードデビル白髪鬼と呼ばれていた。
クレジット
原作
SLAM DUNK (すらむ だんく)
井上雄彦の代表作。不良少年の高校生桜木花道が、一目惚れをきっかけにバスケットボール部に入部。生まれ持った才能を開花させ、チームメイトや他校のライバルたちと切磋琢磨し、活躍していくさまを描いたスポーツ漫... 関連ページ:SLAM DUNK