後藤 恵介

後藤 恵介

ガンニバル(漫画)の登場キャラクター。読みは「ごとう けいすけ」。

登場作品
ガンニバル(漫画)
正式名称
後藤 恵介
ふりがな
ごとう けいすけ
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概要

次期後藤家の当主を務める男性。1987年生まれで、年齢は31歳。母親は後藤藍、弟は後藤洋介。戸籍上の父親は村長である後藤清であるが、実の父親はあの人。強面で染めたロン毛にニット帽がトレードマーク。狩猟で生計を立てているようでよく狩りに出掛けている。後藤岩男と後藤龍二、神山宗近とは幼なじみで小学生の頃はいつも四人で行動していた。宗近とは表向き疎遠になっているが、供花村を変えるために裏で連絡を取り合い、後藤銀のつくった後藤家の支配構造を終わらせるために動いている。「誰にも死んで欲しくない」とつねに考えて行動しており、誰かを殺さなければならない場面にも機転をきかせて惨劇を回避する。ヨソ者である阿川大悟狩野すみれに対しても、一見理性がないような恫喝をするが、自分が率先して怒りをあらわにして落としどころを提示することで、リンチに発展しそうな場面をコントロールしている。供花村に移住したばかりのすみれを男たちの好奇の目から度々助けたことをきっかけに恋仲となる。のちに妊娠が発覚するものの、報告に来たすみれを供花村から逃がそうとするなど実は非常に優しい。幼少期から後藤家の暗部に触れて育っており、肝が相当据わっている。去年まで奉納祭で食われるための子供の世話をしていたが、今年から弟の洋介に役目を移した。大人になって、龍二は子分のように扱っているが、岩男は兵隊としてだけでなく友人として信頼している。幼少期から自分の意思で生きていない母親を哀れに思っていたが、18年前の奉納祭で母親である藍が子供を連れて逃げる意思を見せた際には、自分に銃を向け、銀に対して「次期当主である自分」を人質に藍を逃した。一連の立ち居振る舞いによって銀からの評価が跳ね上がり、「この歳でこの器量」と言わしめた。額の傷は、過去に子供を監禁している座敷牢で自分の無力さに憤り、自ら頭を打ちつけた傷である。宗近と共に村人に襲撃された銀の死の際に立ち会うものの、村の均衡のために真相を隠蔽した。警官隊が後藤家に踏み込んで全面衝突してからは、後藤恵介自身の「誰も死なせない」という考えの甘さを思い知り、生かす命を選択するようになる。その結果、恵介の父親として過ごしてきた清を自らの手にかける。後藤家当主として育てられてきた恵介は、後藤家の人間に対して引金を弾くことにためらうが、まったく躊躇せず殺そうとする大悟に銀のつくり上げた支配構造を崩壊させる希望を見いだす。

登場作品

ガンニバル

世界各地に根付いていた「食人習慣」をテーマに、日本の山間にある「供花村」で起こる殺人事件や慣習を描いたサスペンス作品。村内で絶大な影響力を持つ「後藤家」を、都会から赴任してきた駐在員の阿川大悟が、前任... 関連ページ:ガンニバル

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