人気子役、羽賀文乃との初めての出会い
芸能事務所「JGプロダクション」で経理として働いていた一色文は、突然営業部へ異動してくれないかと社長からお願いされる。人気子役の文乃のマネージャーが産休に入ってしまい、営業部は人手不足。適任のマネージャーがいないと言うのだ。その場で文乃を紹介され、文乃から期待の目で見られた文は「前任者が戻ってくるまでの間でいいから」と社長から耳打ちされ、文乃のマネージャーになることを承諾する。
自分のために行動してくれる文に好意を持ち始める文乃
文乃は13歳にしては賢くて大人びた少女だった。演技がうまく、大人の顔色をうかがって受け答えができる。文は部署異動したばかりで考え事をすることが多かったが、文乃はそんな文を心配し気遣ってくれる。ある日、文乃は母親に買ってもらった大事な鳥のキーホルダーをなくしてしまう。落ち込む文乃のためにできる限りのことをしたいと思った文は、仕事度外視で泥だらけになってキーホルダーを探す。懸命に探してくれた文に感激した文乃は、文の顔を自分のハンカチで拭き、これからは羽賀ではなく「文乃」と呼んでくださいと頬を染めながら文に伝える。
中学生女子の本音を知るために文通を始める
文乃は文のネクタイを直したり、手をつないだりと身体的距離を縮めてくる。文がイメージ商売だから誤解を受ける行動は良くないと文乃をたしなめると「冗談ですよ」と切り返される。演技なのか本気なのか、からかわれているのかわからない文は、文乃をもっと理解したいと彼女と文通を始めることにする。
登場人物・キャラクター
一色 文 (いっしき ふみ)
27歳男性。JGプロダクションで経理を担当していたが、営業部に異動になり文乃のマネージャーになる。以前は制作の仕事をしていたため、テレビ局に知り合いも多い。真面目(まじめ)で誠実。基本的に誰とでもニュートラルに接する。情に厚く、優しい。自分を凡人だと思っており、なにかと落ち込むことが多い。トラウマを抱えており、ときおりフラッシュバックする。3歳上の詩織という頼れる姉がいる。
羽賀 文乃 (はが あやの)
13歳の少女。中高一貫の女子校に通う中学1年生。本名は羽賀文乃で芸名は羽賀あやの。5歳から芸能活動をしている有名子役で、JGプロダクションに所属している。演技がうまく、あどけなさが残る笑顔が魅力的な女優。礼儀正しく謙虚で、大人の顔色をうかがって受け答えのできる賢い子である。母子家庭で父親の記憶は残っていない。母と二人暮らしだが、母は仕事でいつも忙しく、夜遅くに帰宅する。幼い頃は母や叔母が迎えに来るまで事務所で過ごしていた。
書誌情報
恋文と13歳の女優 9巻 芳文社〈芳文社コミックス〉
第1巻
(2023-04-27発行、978-4832239890)
第2巻
(2023-06-01発行、978-4832239968)
第3巻
(2023-11-01発行、978-4832203365)
第4巻
(2024-04-01発行、978-4832203839)
第5巻
(2024-09-02発行、978-4832204287)
第6巻
(2025-03-01発行、978-4832204829)
第7巻
(2025-10-01発行、978-4832205451)
第8巻
(2026-04-28発行、978-4832206113)
第9巻
(2026-11-02発行、978-4832206656)








