あらすじ
第1巻
ダイエットを表向きの口実に、実際は面白いものやかわいいもの、うまいものを求め、松本ぷりっつと夫のダンナは二人で休日の散歩旅を楽しんでいた。そんな二人は、テーマを「日本の魅力、再発見!!」と定め、夏の浅草へと散歩に向かう。イケメン車夫に惹かれたぷりっつは、ダンナと共に人力車に乗り、車夫の説明を受けながら浅草の町を疾走する。その後、人力車を降りた二人は浅草寺でお参りをし、さらに浅草神社や花やしき、仲見世へと足を延ばす。そして昼食時、二人は浅草むぎとろでとろろバイキングを存分に堪能したのち、さらにデザートを食べるために老舗和菓子店の舟和へと向かうのだった。(第1章「日本の魅力再発見 エリア 東京都・浅草」。ほか、9エピソード収録)
登場人物・キャラクター
松本 ぷりっつ (まつもと ぷりっつ)
漫画家の女性。アラフォーで、フー、スー、チー三姉妹の母親。最近、年齢とともに太ってきた事を気にしているが、基本的にはぐうたらで怠けて過ごす事を好む。また食べる事が大好きで、食べ物を前にすると必要以上にテンションが上がる傾向があり、その際は夫のダンナに突っ込まれている。TVゲームの『ドラゴンクエスト』シリーズが好きで、同じ趣味のチーとは特に話が合う。実在の人物、松本ぷりっつがモデル。
ダンナ
フー、スー、チー三姉妹の父親で、松本ぷりっつの夫。歴史好きな博学の男性で、会社に勤めている。また明るい性格で人当たりがよく、思春期の三姉妹ともなかよく接している。ふだんはつねに冷静で、何かとテンションが上がりがちなぷりっつに突っ込みを入れる事が多い。また、失言をしそうになる三姉妹を素早く制止するなど、重要な役割を担っている。一方で味噌味の食べ物や、カレーなど好きな食べ物を前にするとテンションが高くなり、逆にぷりっつに突っ込まれる事もある。ダンナ本人は芸術センスに自信を持っているが、ぷりっつや娘たちには白い目で見られる事が多い。
フー
松本ぷりっつの娘で、三姉妹の長女。美術系の大学に通っている。夢見がちでふだんはおっとりしているが、美術関連に強い思い入れがあり、美術制作時には真剣な顔で凄まじい集中力を発揮する。
スー
松本ぷりっつの娘で、三姉妹の次女。高校に通っている。自由奔放な性格に見えて実際は慎重派で、失敗できない大事な場面では特にその傾向が強くなる。味噌をつけたきゅうりが大好物。
チー
松本ぷりっつの娘で、三姉妹の三女。中学2年生。明るく天真爛漫（らんまん）な性格で、悪気なく毒を含んだ物言いをする事がある。TVゲームの『ドラゴンクエスト』シリーズが大好き。
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