概要・あらすじ
瀬川末吉は金持ちの次男だが、優秀な兄と違って子供の頃から勉強もスポーツもダメ。父親の会社でも成績を残せないダメ社員なうえ、22歳の今も童貞だった。ある日、友人に連れいていってもらったクラブで、沙羅美という大柄でグラマーな美人ホステスに出会った末吉は、彼女に一目ぼれ。玉の輿を狙っている沙羅美も、末吉に目の色を変え、2人はすぐにベッドインすることに。
しかし、末吉は、店で彼女に股間をもまれただけでたまらず射精。あわてて駆け込んだトイレで、沙羅美のことを思い出して2発目の射精。目が覚めて、彼女にフェラチオされることを想像して3発目。彼女の部屋に行き、沙羅美がシャワーを浴びているのを待っているうちにまた射精と、最終的に6回も発射してしまうものの、沙羅美と1つになることはできなかった。
それでも末吉はカラダ目当て、沙羅美は財産目当てで交際を始める。
登場人物・キャラクター
瀬川 末吉 (せがわ すえきち)
高級輸入車販売会社の株式会社セガワ自動車の営業部平社員。社長、瀬川凶作の次男。年齢は22歳。眼鏡をかけた気弱な男性。優秀な兄と違って、幼稚園からずっと勉強もスポーツもダメダメ。この春に父親の会社に入社してからも、2か月連続で販売台数ゼロ。交際している女性はいるものの未だ童貞。自分を叱責する父親や、優秀すぎる兄のいる実家から出ようと考えている。 ものすごい早漏だが、巨根の持ち主。酒を飲んだ時と、勃起した時は人格が変わる。
瀬川 大吉 (せがわ だいきち)
高級輸入車販売会社の株式会社セガワ自動車秘書室長。社長、瀬川凶作の長男。年齢は30歳。瀬川末吉の兄。弟と違って東大卒で優秀。また、父親から叱責される弟をかばう優しさも見せるが、実は自分の引き立て役として、ダメな弟を利用しているだけ。上品ぶっているが下品な性格であることは、末吉に見抜かれている。短小で、アソコのデカさだけは弟にかなわないことを根に持っている。
瀬川 凶作 (せがわ きょうさく)
高級輸入車販売会社の株式会社セガワ自動車の社長。年齢は60歳。瀬川末吉と瀬川大吉の父親。口髭を生やしたロマンスグレーの渋いオジサンタイプ。仕事には厳しく、まったく営業成績を出せない末吉を、家でも厳しく叱責し、今度遅刻したら親子の縁を切るとまで言い放つ。妻は15年前に他界している。
沙羅美 (さらみ)
渋谷のクラブでホステスをしている女性。身長180センチ、B98W62H98という大柄で派手なグラマー美女で、エッチが大好き。源氏名は本名で、酒好きな父親が、好きなつまみのサラミから名付けた。金持ちをつかまえて玉の輿に乗るのが夢。そんな折、金持ちの次男である瀬川末吉が来店し、その日のうちにセックスしてモノにしようとする。
ジョー
沙羅美のセックスフレンドで、ホストの男性。大金持ちになってベンツに乗り、豪邸に住んで一生遊んで暮らすのが夢。沙羅美をバカにするような発言をしたため、報復としてジャイアントスイングを喰らう。
清水 百合 (しみず ゆり)
瀬川末吉と交際している女性。年齢は23歳。ショートカットの可愛い顔立ちの社会人。末吉と付き合って1年になるが、末吉が奥手のため、いまだ手もろくに握っていない関係。血液型はAB型。身長156センチ、B82W54H586。処女。
今早出 華苗 (いまはやで かなえ)
瀬川大吉の彼女で、19歳の女子大1年生。深窓の令嬢で、黒髪ストレートロングの上品そうな美人。瀬川家に遊びに来るので、瀬川末吉とは顔なじみ。じつは下品なセックスが大好きな淫乱で、末吉の巨根を見てトリコになる。
井坂 伸夫
瀬川末吉の子供の頃からの親友で、普通のサラリーマン。家でも会社でも息が詰まるという末吉を元気づけるために、沙羅美のいる店へ連れていく。
立花
凸凹組に所属するヤクザ。1年前に別れた沙羅美にしつこく言い寄って来たところを、飲酒＆勃起で人格が変わった瀬川末吉によって、男性器をフォークで串刺しにされる。
麗菜 (れいな)
歌舞伎町にあるチャイニーズクラブ「故宮」に務める中国人ホステス。クレオパトラのような顔立ちの美人。「麗菜」を中国語で読むと「リーツァイ」と発音する。刑事になった瀬川大吉が一目ぼれする。実は香港系マフィアのボスである剣王の実の妹。
剣王 (じぇんうぉん)
新宿に出没する香港系マフィアのボス。ヘビのような凶相で、その凶暴残酷さに日本の極道もびびると言われている。麗菜の兄。
小白 (しゃおぱい)
剣王の手下で、香港系マフィアの一員の男性。剣王の妹である麗菜にぞっこん。剣王は小白と結婚するように麗菜に命じているが、麗菜は小白と結婚する気はない。
木佐
ヤクザとなった瀬川末吉が仕切る瀬川組の若頭。歌舞伎町を支配するために手段を選ばない組長の末吉のもとでは、命がいくつあっても足りないと、末吉を裏切って殺そうと企む。
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