武蔵

武蔵

オリエント(漫画)の主人公。読みは「むさし」。別称、黒曜の女神の器。

登場作品
オリエント(漫画)
正式名称
武蔵
ふりがな
むさし
別称
黒曜の女神の器
血液型
O
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概要

竜山町の農家に生まれた赤刀武士の少年。年齢は15歳で、身長は167センチ。命がけで夢を叶(かな)えようとする、強い意志の持ち主。竜山町では大きなつるはし型の刀を武器として使用していたが、旅先では「焔魔大太刀」と呼ばれる鬼鉄刀を使っている。幼い頃に両親を失い、それからは親戚の家を頼らざるを得なくなる。引き取り先では毎回のように辛い思いをさせられ、やがて他者の顔色を過剰にうかがうような子供になってしまう。しかし、10歳前後で武家である鐘巻自斎に引き取られてからは、不自由のない暮らしを送るようになり、やがて立ち直る。自斎の息子、鐘巻小次郎とはその時からの幼なじみで、二人で剣術の修行をしていた。「武士は残虐非道な存在で鬼は神様である」という竜山町での教育を疑い、鉱夫の授業を受けながらも修行を怠らなかった。その一方で、幼い頃のトラウマがかすかに残っていることから、鉱夫養成学校に通ってからも仲間たちに八方美人な一面を見せることもあった。ただしその経験から、群れの中で空気を読み取り、集団の力関係を把握する術に長(た)けるようになる。やがて不本意ながらも鉱夫となるが、鉱山で過酷な労働を強いられている鉱夫と、鬼が我が物顔でのさばっている現状に強い憤りを抱く。さらに、竜山町を救った武田武士団に対抗意識を抱くも、その団長である武田尚虎から真角万華鏡を受け取ると、天下統一を志して小次郎と共に旅に出る。その旅の中で服部つぐみを仲間に加え、小次郎を団長とした鐘巻武士団を結成する。焔魔大太刀を取得するための刀の試しを行った中で、武蔵自身が自斎の死後に「黒曜の女神の器」と呼ばれる存在になっていたことを知り、彼女の力を継承する。そして、その力を狙う黒曜石の八人に狙われつつも、五傑将である上杉竜臣や北条獅氏門らと協力し、黒曜石の八人や鬼神たちと幾たびも死闘を繰り広げる。上杉陣営では、竜臣本人のほか、尼子勝巳や島津秋弘などの武士たちと知り合い、彼らと衝突を繰り返しながらも切磋琢磨(せっさたくま)する。さらに、緑の鬼神で最強を誇る砲戦竜八岐大蛇や、彼と歩調を合わせるように立ちふさがる犬田八咫郎との戦い、心を通わせた猿渡みちるとの死別などを経験することで、武士としても人間としても大きく成長する。魂色は赤だが、黒曜の女神の器であることから白刀武士である獅氏門や犬飼四郎と同様に、ほかの魂色の武士の能力もいずれ使用可能になることを示唆されている。事実、上杉武士団が保有していた黒曜の女神の血を体内に取り入れてからは、黄刀武士の能力の極みといえる黄金刀気を使えるようになる。

登場作品

オリエント

戦国時代に突如飛来した「鬼神」により一変してしまった世界が舞台。鬼に支配された人々を救うため、最強の「武士」を目指す少年の姿を描いたバトルファンタジー。講談社「週刊少年マガジン」2018年26号から2... 関連ページ:オリエント

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