オリエント

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戦国時代に突如飛来した「鬼神」により、一変してしまった世界が舞台。鬼に支配された人々を救うため、最強の「武士」を目指す少年の姿を描いた、バトルファンタジー。「週刊少年マガジン」2018年26号より連載。

正式名称
オリエント
作者
ジャンル
和風ファンタジー
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概要・あらすじ

時は戦国時代。人間の世界であった「日ノ本」に、突如、未確認生命体「鬼神」が飛来した。名だたる戦国武将はことごとく討ち死にしてしまい、日ノ本は鬼神が支配する世界となった。そんな中、「武士団」と呼ばれる者達は、圧倒的な力を持つ鬼神に抗い、戦い続けているという。ともに10歳の少年である武蔵鐘巻小次郎は、鬼に立ち向かう唯一の戦士である「武士」を目指し、日々剣術に励んでいた。

「二人が核になり、最強の武士団を作ろう」。武蔵と小次郎は固い約束を交わした。それから5年。武蔵は武士ではなく、「鉱夫」になるための授業を、学校で受けていた。鬼神襲来から150年経つうちに、武士は残虐非道な化物だとされ、鬼は守り神として崇められていた。そのため、鬼が食べるという「鉱石」を掘る鉱夫になるのが普通だったのだ。

しかし武蔵は、小次郎の父である鐘巻自斎が言った「鬼は化物でそれを退治するのが武士だ」という話を信じており、武士になる夢を諦めていなかった。学校の帰り、武蔵は小次郎の家へと向かった。町を出て一緒に武士団を作ろうと誘う武蔵に対し、小次郎の返事は「ノー」だった。小次郎は、「武士が英雄で、鬼が化物」というのは、噓だと考えていたのだ。

今の時代、武家は差別されているため、死ぬ前に父の自斎がついた優しい噓なのだと。小次郎はさらに、武蔵が鉱夫に甘んじている事を攻めた。お互いの言い分が異なり、武蔵と小次郎は喧嘩別れする。2日後、武蔵は竜山鉱山内定者入山式に参加した。鉱山の門の奥には鬼がいるという。

武蔵は、自分の信念と決心が本物である事を証明するために、つるはし型の刀で、鬼を倒そうと考えていた。竜山鉱山内定者達は、扉の中に入って驚いた。そこは教科書で教えられたような楽園などではなく、たくさんの労働者が過酷な肉体労働を強いられている地獄だった。しかも、巨大な猫又の化物が、労働者の命を弄ぶかのように殺している。

管理担当の役人は、武蔵達を「奴隷」呼び、死ぬまで石を掘るように命令した、武蔵は「我が意を得たり」とばかりに、鬼退治しようとはりきるが、入り口で武器を預けたために素手だった。猫又の化物の攻撃で半死半生になる武蔵。役人達は「鉱夫になる」と言えば助けると言うが、武蔵は「自分の夢は武士だ」と言い放つ。猫又がとどめの一撃を加えようとした時、バイクのような乗り物(鬼鉄騎)にまたがった小次郎が現れてピンチを救った。

武蔵が小次郎の家に忘れてきた「修行帳」を見て、武蔵の本気度を知り、駆けつけたのだ。小次郎から、つるはし型の刀を受け取った武蔵は、つるはしの片方を地面に突き刺し、全身の力を込めて刀を抜く。それは大地を鞘として攻撃を加える、鐘巻一流抜刀術、千旋裂斬剣という技だった。

大地から刀を抜くときのエネルギーがものすごいスピードとなり、猫又を真っ二つにした。武蔵は、一緒に武士になって武士団を作ろうと、改めて小次郎を誘う。もちろん小次郎に依存はなかった。二人が再び友情で結ばれたその時、空から円形の光が差し、巨大な影=鬼神が降り立った。武蔵と小次郎は鬼鉄騎に乗り、鬼神のもとへと走った。

こうして、最強の武士を目指す二人の少年の物語が始まった。

登場人物・キャラクター

主人公

最強の武士を目指す15歳の少年。命がけで夢を叶えようという、強い意志の持ち主。赤い髪が特徴。大きなつるはし型の刀を武器とする。幼い頃から、武家である鐘巻自斎の家に出入りする。鐘巻自斎の息子、鐘巻小次郎... 関連ページ:武蔵

主人公

武蔵の幼馴染。15歳の少年。金髪にくわえタバコが特徴。日本刀を武器とする。差別の対象とされる武家の生まれ。父である鐘巻自斎から、鬼は化物であり、武士はそれを倒せる唯一の戦士であるという教えを受ける。幼... 関連ページ:鐘巻 小次郎

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