概要・あらすじ
主人公のマルコ一家の母、アンナは出稼ぎにアルゼンチンに出てしまう。悲しい別れから一年。母アンナとの音信が途絶えてしまう。マルコは母をたずねて1人、旅に出る。偶然、ピッピーノ一座という旅芸人の一座と知り合う。
マルコはその一座の人たちや色々な人の好意に助けられて遠いアルゼンチンに向かうのだった。
登場人物・キャラクター
マルコ
イタリアのジェノバから母をたずねてアルゼンチンに旅に出る。物語当初は8歳。母思いの優しい少年。元気で働き者。
ピエトロ
マルコの父親。医師。貧しい人のために無料の診療所を開こうとしている。そのために多額の借金を抱えてしまう。誠実で責任感のある立派な壮年。
アメデオ
『母をたずねて三千里』に登場する猿。南米産の白い猿。元々は、マルコの兄、トニオのペットだったが、マルコと共にアルゼンチンへの旅をする。
フィオリーナ
ペッピーノの次女。引っ込み思案で暗い性格。マルコと知り合ったことで次第に変わっていく。下に三女のジュリエッタが居る。
アンナ
マルコの母。心優しく献身的な婦人。夫の借金のためにアルゼンチンに出稼ぎに出る。ところが出稼ぎ先で騙されてしまう。
コンチエッタ
ペッピーノの長女。母が去った後、妹たちの面倒やペッピーノ一座を切り盛りしてきた。しっかり屋さん。
ペッピーノ
旅芸人ペッピーノ一座の座長。フィオリーナたちの父親でもある。夢見がちで生活が安定していないため、妻には逃げられてしまった。マルコを気にかけ助けてやる。
クレジット
関連外部リンク
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