漫画版野武士のグルメ（漫画）- マンガペディア

概要・あらすじ

60歳でサラリーマンを定年退職した香住武は、手に入れた自由な時間を、「野武士」のように誰にも遠慮せず、堂々とぶっきらぼうに生きようと決意し、ひとり飯・ひとり酒を楽しむのだった。

登場人物・キャラクター

香住武 (かすみたけし)

35年勤め上げた会社を、60歳で定年退職し、住宅地の一戸建てに妻と2人で暮らしている。中肉中背。白内障予防のため、時々サングラスをかける。手に入れた自由な時間を、「野武士」のように誰にも遠慮せず、堂々とぶっきらぼうに生きようと決意し、ひとり飯・ひとり酒を実行する。佐智子という娘がいるが、同居はしていない。最近流行りの自己主張の強いラーメン屋などは、大嫌い。基本的に素朴な店や立ち食いを好んでいた。だが、後に、小洒落たステーキハウスでランチを食べたり、太宰治ゆかりのうなぎ屋に入ったりするようになる。ビールと日本酒が好物。

香住武の妻 (かすみたけしのつま)

主人公香住武の妻。名前・年齢は不明。姿は描かれるが、顔は描かれない。夫とは目立った軋轢もなく、ときどきカルチャー・スクールに通うため家を留守にする。

場所

老舗のスキヤキ屋 (しにせのすきやきや)

『漫画版野武士のグルメ』の舞台となる料理店。具体的な店名は不明。主人公香住武が、姪の昌子とその女友達にごちそうするために予約して訪れた店。姪とその友人がお茶を頼んだため、香住はビールを頼めず、おまけに中居さんが作ってくれる店だったため食事のペースをつかむ事に失敗し、美味しい肉だったが楽しめず残してしまった。野武士のように、粗野に作って食べるべきだったと、香住は反省する。

味よし (みよし)

『漫画版野武士のグルメ』の舞台となる料理店。主人公香住武の自宅の近くにある小料理屋で、彼の行きつけの店。老主人とその妻らしき太めの女性が営業している。基本は和食とフライ系。突き出しはマカロニサラダ。香住は、神田神保町の古本屋で本を買ったあと、地元のこの店に寄る。生ビール中ジョッキのあと、サンマの塩焼きで純米吟醸の冷酒を2合飲み、香住は幸せを噛みしめた。