概要
日本の漫画家、小説家、アートディレクター。男性。小説は鬼頭大吾(きとうだいご)名義で発表している。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。「ゲイ・エロティック・アーティスト」を名乗り、マンガ、イラストレーション、小説の創作活動の他、「ゲイ・エロティック・アート」の研究、およびその再評価活動を精力的に行っている。フランス、アメリカ、イギリス、ドイツなどのゲイ・メディアでも活動中。代表作は『嬲り者』『銀の華』『君よ知るや南の獄 』『外道の家』『弟の夫』など。2015年に『弟の夫』で第19回「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門優秀賞を受賞。同作は2018年3月、NHK BSプレミアムで実写ドラマ化された。
ヒストリー
- 1964年2月3日
誕生。
- 1982年
「小説June」に漫画が掲載される(名義は別)。
- 1984年
「さぶ」「アドン」「薔薇族」といったゲイ雑誌に別名義でイラストを発表する。
- 1986年
「小説さぶ」で小説家としてデビューを果たす。同年「さぶ」にて漫画を発表。
- 1995年
雑誌「ジーメン」の創刊に関わる。創刊号から62号までの表紙イラストレーションを担当。
- 2006年
「ジーメン」企画より離脱。
- 2014年
『弟の夫』が「月刊アクション」にて連載開始。
- 2015年
『弟の夫』第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
- 2018年3月
『弟の夫』が実写ドラマ化。NHK BSプレミアムの「プレミアムドラマ」枠で放映される。
受賞
- 2015年
第19回 文化庁メディア芸術祭優秀賞/『弟の夫』 マンガ部門
- 2018年5月7日
第47回 日本漫画家協会賞・優秀賞/『弟の夫』