概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
マン
正義の忍者ウル忍の実質的なリーダー。短気で喧嘩っ早い性格。さらにスケベで悪食と基本的にバカだが、忍者としての実力は高い。モデルは特撮番組「ウルトラマン」に登場する同名のヒーロー、ウルトラマン。
ゾフィー
ウル忍の頭領。指揮官という立場であるため良識はあるが、ケチな一面も併せ持つ。モデルは特撮番組「ウルトラマン」などに登場するゾフィー。
ウルトラの父 (うるとらのちち)
鶴亀の国の将軍だが、バカでわがままで寝小便たれと、威厳は全くない。彼のわがままが事件の発端となるケースが多い。モデルは特撮番組「ウルトラマンエース」などに登場するウルトラの父。
セブン
ウル忍所属の忍者でマンの相棒。基本的にはツッコミ(ストッパー)役だが、仲間のボケに同調し、暴走することもしばしば。モデルは特撮番組「ウルトラセブン」などに登場するウルトラセブン。
エレク
鶴亀の国の家老で、常に将軍のわがままに振り回されている。趣味はお灸。モデルはテレビアニメ「ザ☆ウルトラマン」に登場するエレク。
禁愚和尚 (きんぐおしょう)
「ウルトラ族一のものしり」と称されており、ウル忍の事件解決に貢献したこともある。モデルは特撮番組「ウルトラマンレオ」などに登場するウルトラマンキング。
アミア
ウル忍所属のくのいちで、女性差別に敏感、かつキレやすい性格。後にセブンの彼女となる。モデルはテレビアニメ『ザ☆ウルトラマン』に登場するアミア。
タロウ
ウル忍所属の少年忍者だが、儲かるという理由で医者を志望していたため、忍術ではなく医術を使って朧党と戦う。モデルは特撮番組「ウルトラマンタロウ」などに登場するウルトラマンタロウ。
パワード
海外のウルトラF.B.Iからやってきた捜査官で、マンに匹敵するほどのバカ。短気な性格で、自分を侮辱した相手はたとえ味方であろうと容赦はしないが、実力は確か。モデルは特撮番組「ウルトラマンパワード」に登場するウルトラマンパワード。
エース
住む家を持たず街から街へとさすらう無宿者で、忍者ではない。マンに焼肉をおごってもらったことをきっかけにウル忍の協力者となる。モデルは特撮番組「ウルトラマンエース」などに登場するウルトラマンエース。
ウルトラの母 (うるとらのはは)
タロウの母親で、おかあさん忍法の使い手。教育方針は超スパルタ。モデルは特撮番組「ウルトラマンタロウ」などに登場するウルトラの母。
ねずみ小僧レオ吉 (ねずみこぞうれおきち)
悪い金持ちから金品を盗み、貧しい人に分け与える義賊として人気を集めている。タロウとは忍者小学校の同級生の間柄。アストラという弟がいたが、死別している。モデルは特撮番組「ウルトラマンレオ」などに登場するウルトラマンレオ。
ガラモン三世 (がらもんさんせい)
ガラダマ王国の国王で、ウルトラの父とは「ボンボン小学校」の同期だが、彼に比べれば国の指導者としてはまとも。一人娘のピグモンがいる。モデルは特撮番組「ウルトラマン」などに登場するガラモン。
冥府羅州烈風斎 (めふぃらすれっぷうさい)
鶴亀の国征服を目論む悪の組織・朧党の首領。ずる賢く、様々な悪事を企てる。モデルは特撮番組「ウルトラマン」などに登場するメフィラス星人。
怪夢瑠十人衆 (けむーるじゅうにんしゅう)
朧党所属の忍獣で、冥府羅州の部下として暗躍するが、金が絡むと裏切ったりと、忠誠心は微妙。モデルは特撮番組「ウルトラマン」などに登場するケムール人。
磨紅魔乱童 (まぐまらんどう)
血祭党の党首で、とてつもない金持ち。金の力に物を言わせて朧党から怪夢瑠を引き抜いた。純金製の手裏剣を使ったり、札束に紛れて身を隠したりとセレブな技を得意とする。モデルは特撮番組「ウルトラマンレオ」等に登場するマグマ星人。
ダダ
怪獣マフィアの構成員。朧党と結託し、バカになってしまう薬を鶴亀の国に持ち込み、混乱に陥れようとした。梅干しや納豆が嫌い。モデルは特撮番組「ウルトラマン」などに登場するダダ。
邪鬼姫 阿留波 (じゃきひめ あるふぁ)
邪鬼一族の頭領の女性で、セクシー忍法の使い手。主要人物としては珍しい、オリジナルの人間型キャラクター。
集団・組織
ウルトラ忍軍 (うるとらにんぐん)
『疾風ウルトラ忍法帖』に登場する組織。悪の軍団から鶴亀の国の平和を守るために戦う正義の忍者集団。
朧党 (おぼろとう)
『疾風ウルトラ忍法帖』に登場する組織。鶴亀の国征服を狙う悪の組織で「怪獣忍軍」の異名を持つ。平和を守る組織であるウル忍は不倶戴天の敵だが、稀に利害が一致する場合などに共闘することも。首領は冥府羅州烈風斎。
血祭党 (ちまつりとう)
『疾風ウルトラ忍法帖』に登場する組織。弱体化した朧党から党員を吸収し、鶴亀の国征服に乗り出す。首領は磨紅魔乱童。時価20兆円のロボット、キング=ジョーを擁する。
ウルトラF.B.I (うるとらえふびーあい)
『疾風ウルトラ忍法帖』に登場する組織。アメリカに存在する捜査局で、怪獣マフィアと争いを繰り広げている。パワードが捜査官として所属している。
怪獣マフィア (かいじゅうまふぃあ)
『疾風ウルトラ忍法帖』に登場する組織。朧党と取引し、鶴亀の国を無力化させる作戦に協力するが、パワードを協力者として迎えたウル忍によって目論見はついえた。構成員にダダがいる。
邪鬼一族
『疾風ウルトラ忍法帖』に登場する組織。「ノンマルトのお宝」と呼ばれる秘宝を狙っており、その在処を示す「三つの鐘」を巡ってウル忍と対立する。首領は邪鬼姫阿留波。
忍獣 (にんじゅう)
『疾風ウルトラ忍法帖』の種族。 朧党などに所属する宇宙人や怪獣の総称。怪獣忍者とも呼称される。
場所
鶴亀の国 (つるかめのくに)
将軍・ウルトラの父が治めている平和な国だったが、近年朧党をはじめとする悪の組織に狙われており、事件が頻発している。
ガラダマ王国 (がらだまおうこく)
アラビアに位置する国家で、国王ガラモン三世が治めている。特産品は石油。
毛が三本島 (けがさんぼんとう)
住民は全員髪の毛が3本しか生えていない。嵐に巻き込まれた末に流れ着いたマンは、伝説の魔物と勘違いされた。
その他キーワード
ウルトラ忍法 (うるとらにんぽう)
『疾風ウルトラ忍法帖』の武術。ウル忍が忍獣と戦う際に繰り出す忍法の総称。「上手投げ」、「福笑い」など、およそ忍法と呼べないものもあるが、マン曰く、肉体、精神問わず、ダメージを与えられる手段は全て忍法にカテゴライズされる。
ウルトラ医術 (うるとらいじゅつ)
『疾風ウルトラ忍法帖』の医療術。電気ショック、輸血、点滴など人体を治療するための技術だが、解剖、毒薬注射など、攻撃にも転用できる。医者志望のタロウが使用する。
無宿殺法 (むしゅくさっぽう)
『疾風ウルトラ忍法帖』の武術。エースによって使用される。刀とお鍋のふたを利用する技が多い。
おかあさん忍法 (おかあさんにんぽう)
『疾風ウルトラ忍法帖』の武術。ウルトラの母が得意とする、掃除や料理、ダイエットなど、家事や主婦の日常をモチーフにした忍法。
盗術 (とうじゅつ)
『疾風ウルトラ忍法帖』の技術。衣服をはぎ取ったり、他者の忍法を盗み取ることができる。義賊であるレオが使用。
怪獣忍法 (かいじゅうにんぽう)
『疾風ウルトラ忍法帖』の武術。忍獣が使用する忍術の総称で、「朧忍法」とも呼称される。
セクシー忍法 (せくしーにんぽう)
『疾風ウルトラ忍法帖』の武術。色気で敵の油断を誘いつつ攻撃する。イメージに反して破壊力も高く、ウル忍も苦戦を強いられた。邪鬼姫が使用。
スペシウム光線 (すぺしうむこうせん)
『疾風ウルトラ忍法帖』のウルトラ忍法。両手をクロスさせ発射される光線。忍獣へのトドメに多用される。マンのほかに、パワードも使用。特撮番組「ウルトラマン」の「スペシウム光線」がモチーフ。
ワイドショット
『疾風ウルトラ忍法帖』のウルトラ忍法。両手をLの字の形に構えて発射する光線。スペシウム光線と合体させて威力を向上させることも可能。特撮番組「ウルトラセブン」の「ワイドショット」がモチーフ。
ストリウム光線 (すとりうむこうせん)
『疾風ウルトラ忍法帖』のウルトラ忍法。手をTの字に交差させ光線を発射する。医術を得意とするタロウが用いる数少ない忍法。特撮番組「ウルトラマンタロウ」の光線技「ストリウム光線」がモチーフ。
メタリウム光線 (めたりうむこうせん)
『疾風ウルトラ忍法帖』の無宿殺法。刀から光線を発射する、エースの必殺技。特撮番組『ウルトラマンエース』の光線技「メタリウム光線」がモチーフ。
忍者 (にんじゃ)
『疾風ウルトラ忍法帖』の職業。忍法を用いて国の治安維持に努める。忍者として活動するには免許証が必要となり、無免許忍者は厳罰に処される。
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