あらすじ
第1巻
代わり映えのしない毎日を送ることに疲れていた福沢諭貴子は、疲れが吹き飛ぶような刺激を求めていた。いつものように仕事をしていたある日、諭貴子はお昼休みに入る同僚たちの会話から「正午に開店し、12時3分に閉店するラーメン屋」の存在を知る。そのラーメン屋に興味を惹かれた諭貴子は、すぐに会社を飛び出す。(第1話。ほか、18エピソード収録)
登場人物・キャラクター
福沢 諭貴子 (ふくざわ ゆきこ)
会社員の女性。身長は164.5センチで、年齢は24歳。誕生日は5月20日。好きな物はカレーとハンバーグと粉わさび、嫌いな物はメロンとエビの尻尾。学生時代に家庭科室への出入り禁止を言い渡されるほど、料理を作ることが苦手。冷静で落ち着いて見えるが、実は寂しがり屋で人見知りな性格をしている。さらに調子に乗って怒られることに快感を覚えるような性癖の持ち主。「お菓子でできている食器」や「3分しか開いていないラーメン屋」といった風変わりな料理やお店を日々探している。
浅草 樹 (あさくさ いつき)
駄菓子屋を営んでいる女性。身長は174.0センチで、年齢は27歳。誕生日は7月14日。好きな物はワンカップ酒とチューハイとポテチ、嫌いな物は青魚と野菜全般。子供好きで昼間はよくいっしょに遊ぶなど面倒見がよく、頼りがいがある。また、夜は「あーきん」という名前でお酒を飲みながら動画配信をしている。
花野 舞 (はなの まい)
テレビ局のアナウンサーを務める女性。身長は159.2センチで、年齢は33歳。誕生日は2月14日。好きな物はお粥と重湯と白湯、嫌いな物はトマトと牛乳。名門大学を卒業してテレビ局に就職し、人気アナウンサーとなったが、北海道の牧場を生放送で取材した際に放送事故を起こしてしまう。その取材にかかわったスタッフや、牧場主も放送事故を引き起こしたために番組は終了した。
双海 はやて (ふたみ はやて)
福沢諭貴子が立ち寄ったコンビニでアルバイトしている女子大学生。身長は161.0センチで、年齢は21歳。誕生日は10月22日。好きな物は寿司とボルシチとチーズケーキ、嫌いな物は醬油と椎茸。「ビッグフランクは品切れ」と何回説明しても鬼気せまる表情でビッグフランクを注文し続ける諭貴子に親近感を覚え、街中で偶然再会するとなじみの店に誘った。
野々口 秀夫 (ののぐち ひでお)
双海はやてがアルバイトするコンビニを経営している男性。身長は186.4センチで、年齢は38歳。誕生日は12月6日。好きな物はチョコレートパフェとマカロン、嫌いな物はどんぐり。無理やりどんぐりを食べさせられたことで組を抜けた元極道で、顔に大きな十字の傷がある。「ビッグフランクは品切れ」と何回説明しても鬼気せまる表情でビッグフランクを注文し続ける福沢諭貴子のことを認め、秘蔵の一品を提供した。
一ノ倉 千枝 (いちのくら ちえ)
スイーツ店「おかしの家」を営んでいる女性。身長は172.2センチで、年齢は29歳。誕生日は2月9日。好きな物はカフェオレと銀杏と硬めのグミ、嫌いな物はカニとタコ。料理教室を開けるほど料理上手で、おかしの家ではお菓子で作られたスプーンやお皿、時計なども食べられる。つねに笑顔を絶やさず、母性にあふれている。
山下 栞 (やました しおり)
福沢諭貴子と同じ会社に勤める女性。身長は164.5センチで、年齢は22歳。誕生日は4月1日。好きな物はブロッコリー以外のもの、嫌いな物はブロッコリー。趣味は絵を描くこと。あまり裕福でない大家族の末っ子として育ったため、ハングリー精神が非常に強い。昔からブロッコリーが苦手だったが、諭貴子のサポートと超高級焼肉のご褒美目当てで克服する。
火口 市代 (ひぐち いちよ)
超有名なレストランで料理長を務める女性。身長は180.6センチで、年齢は25歳。誕生日は5月2日。好きな物は自分の料理と師匠である中井糖水の料理、嫌いな物は他人のきどった料理とピーマン。若くして料理長となり、料理に関してはいっさいの妥協をしない。その姿勢は他人の料理に対しても同じで、あるお店で食べるのに値しない料理を出され、料理を投げ捨てたあとに店の人間を罵倒してから料金を払わずに店を出ようとしたところ、居合わせた福沢諭貴子から「よりマズイ料理を作ったほうが勝ち」という勝負を挑まれる。
クレジット
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きょうさる
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