角坂 翔

角坂 翔

黒×羊~12人の優しい殺し屋~(漫画)の主人公。読みは「かくさか しょう」。別称、穂村 翔。

登場作品
黒×羊~12人の優しい殺し屋~(漫画)
正式名称
角坂 翔
ふりがな
かくさか しょう
別称
穂村 翔
別称
翔兄
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概要

人気の若手男性俳優。芸能事務所「叢芸(そうげい)」に所属している。年齢は22歳。前髪を目が隠れそうなほど伸ばした茶色のウルフカットにしている。両親の離婚により生き別れた双子の妹の穂村耀がいるが、角坂翔自身はその事実を忘れてしまっている。1987年4月2日にアメリカのシアトルで生まれるが、両親は在米日本人であるため、翔もハーフやクォーターではなく、純粋な日本人。

3歳の頃に両親が離婚し、母親についていくが、母親のみ旧姓に戻して、翔は「角坂」姓のままにしていた。その後はホームスクーリングで勉強しており、小中学校には通っていなかった。中学校卒業後は都内の難関高校に進学するが2か月で中退してしまい、その後、16歳で芸能プロダクションに入った。

同時期に受けたオーディションで主演に抜擢され、17歳で映画デビューすると共にブレイクし、日本アカデミー賞で主演男優賞を受賞する。そのほかにも海外の映画賞を含めた多数の賞を受賞しており、2年半前に金剛丈仁と共演した「炎上・本能寺」では森蘭丸役でブルーリボン賞を受賞した。その頃、女優の久里満璃子と、その弟である久里来也と親しくなる。

そして、満璃子に想いを寄せるようになり、また、来也からは「翔兄」と呼ばれるほどなかよくなった。だが、2年前、突如ナオキから送られてきた手紙により、自身には生き別れた双子の「弟」がおり、弟は今地下組織で殺し屋をやっている事を知ってしまう。ナオキの指示により、「角坂翔」ではなく「穂村翔」名義の偽造パスポートと航空チケットでニュージーランド行きの飛行機に乗り、機内で耀と再会する。

しかし、耀と翔をすり替え、耀に翔としての平和な人生を送らせたいと考えるナオキの手により飛行機が墜落し、ナオキに殺されかける。それを止めた耀により一命をとりとめるが、今度は耀の所属する地下組織に利用され、美神蝶子がかけた術により、記憶喪失にされ、偽りの記憶を刷り込まれる。

そして助かってからは、事故に遭うまでの記憶を亡くし、偽りの記憶を信じて、自身が組織の一員として殺人を行っていると思い込むようになった。そのため、実際は耀が犯した殺人に関しても、自分が犯人であると思い込み、組織の人間とも接触していた。だが、満璃子との再会を機に、真実に気づき始めていく。

記憶喪失になる前は、仕事はそつなくこなし、人懐っこく料理好きでインテリアにも凝り、華やかな家に住んでいた。しかし現在は真逆で、演技には変わらず熱心だが、それ以外の事にはまるで興味を示さなくなってしまっている。そのため、家具は処分し、部屋は殺風景で料理もやめ、ジャンクフードばかり食べている。

また、ベッドで眠ると決まって悪夢を見るため、いつも床で眠っている。俳優としても非常に優秀で、あらゆる役柄を自然にこなし、さらに役が変わるごとに、まったく違う雰囲気を見せる天才として知られている。しかし、記憶喪失になるまでとは演技が変わったと言われており、熱心なファンである姫沼万希や、満璃子はその違いに気づいていた。

束縛される事が苦手で、携帯電話をよく忘れ、腕時計や財布も持たない主義。

登場作品

黒×羊~12人の優しい殺し屋~ (くろ ひつじ じゅうににんのやさしいころしや)

記憶を失った人気俳優と、その俳優にそっくりな容姿をした謎の人物。2人の周囲で起こる数々の殺人事件と、失われた記憶の謎を探るクライムサスペンス。コナミデジタルエンタテインメントによるユーザー参加型コンテ... 関連ページ:黒×羊~12人の優しい殺し屋~

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