超かぐや姫!

超かぐや姫!

米田タロウの代表作の一つで、アニメ映画(劇場)『超かぐや姫!』のコミカライズ作品。現代より少し先の未来の日本で流行している仮想空間「ツクヨミ」を舞台にしている。月からやってきた謎の少女、かぐやと、彼女を偶然拾った女子高校生の酒寄彩葉が、ツクヨミ内で開催される配信者同士の対戦ライブイベント「ヤチヨカップ」に挑む姿を描いた近未来バーチャルドラマ。KADOKAWA「コンプティーク」2026年2月号で1話・2話を先行掲載後、KADOKAWA「コミックコンプ」で2026年1月から配信の作品。

正式名称
超かぐや姫!
ふりがな
ちょうかぐやひめ
原作者
スタジオクロマト・スタジオコロリド
作者
ジャンル
異星人・宇宙人
 
歌手
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
既刊1巻
関連商品
Amazon 楽天

現代の世界に現れた、新たなかぐや姫

才色兼備で文武両道の女子高校生の酒寄彩葉は、一人暮らしを続けるために学業とアルバイトに追われる忙しい日々を送っていた。そんな彩葉のささやかな息抜きは、仮想空間「ツクヨミ」で過ごす時間と、月見ヤチヨへの推し活だった。ある日のバイト帰り、彩葉は七色に輝く電柱の中で赤ん坊を見つけ、放っておけず自宅へ連れ帰る。すると、その女の子は月の光を浴びて、わずか数日で彩葉と同年代の姿へと急成長を遂げた。「月から来た」と語る謎めいた少女に「かぐや」と名付け、なし崩し的にいっしょに暮らすことになる。

表現者が集う仮想空間「ツクヨミ」

「ツクヨミ」とは、ヤチヨが創り出したバーチャルリアリティ空間。特殊なコンタクトレンズ「スマコン」を装着してログインすると、五重の塔や鳥之石楠船神など、和の趣あふれる景観が広がり、視覚・聴覚・触覚を伴ったリアルな体験が楽しめる。また、自分自身を模したアバターの服装を自由に選んで活動することも可能だ。ただし、嗅覚と味覚は再現されないため、ツクヨミ内で飲食をしても空腹を満たしたり味を楽しんだりすることはできない。ツクヨミ内では、好きな場所で演奏やダンスなどのパフォーマンスを披露でき、観客から専用通貨「ふじゅ~」を受け取ることもできる。なお、創始者であるヤチヨ自身もこの空間内で人気配信者として活動しており、彩葉をはじめ多くのファンから熱狂的な支持を集めている。

ツクヨミを舞台に行われる一大イベント

かぐやが無断で貯金を使ってスマコンを購入したことを知った彩葉は、その行動に呆れつつも、彼女にツクヨミへのログインを勧めた。そこで、ヤチヨから配信者同士の対戦イベント「ヤチヨカップ」が開催されること、そして優勝者にはヤチヨとのコラボレーション権が与えられることを知る。かぐやは、彩葉とあこがれのヤチヨを共演させるため、「ヤチヨカップ」への参加を決意し、配信サイト「かぐやチャンネル」を立ち上げた。かぐやは卓越した歌唱力とパフォーマンスで瞬く間にツクヨミの来場者の心をつかみ、ゲーム配信が得意な美少年グループ「ブラックオニキス」や、美容に詳しい「ROKA」、グルメインフルエンサーの「まみまみ」など、有名配信者にも引けを取らない知名度を獲得する。そして、彩葉と共に「かぐやいろPチャンネル」を改めて開設し、ヤチヨカップで暫定1位のブラックオニキスとの配信対決に挑むのだった。

登場人物・キャラクター

かぐや

七色に輝く電柱の中から、赤ん坊の姿で発見された謎の少女。偶然通りかかった彩葉に保護され、月の光を浴びることで短期間のうちに彩葉と同年代の姿へと急成長を遂げた。記憶の大半を失っているものの、自分が月から来たことだけは覚えており、その生い立ちが『竹取物語』を彷彿(ほうふつ)とさせることから「かぐや」と名付けられた。明るく快活な性格で、音楽に精通する彩葉も舌を巻くほどの歌唱力を誇る。自分を拾ってくれた彩葉に深い恩義と友情を感じ、二人で幸せな結末を迎えたいと願っている。のちに彩葉と共にツクヨミに加入し、彼女があこがれるヤチヨとのコラボレーションを実現するため、配信者として活動を始め、ヤチヨカップへの出場を目指す。その類まれなるパフォーマンスと歌声で、瞬く間にツクヨミの観衆を魅了していく。

酒寄 彩葉 (さかより いろは)

とある高校に通う女子。成績優秀かつスポーツ万能で、同級生や教師から模範的な生徒として高く評価されている。過干渉な母親と距離を置くために一人暮らしをしており、生活費や学費はすべて自分のアルバイト収入で賄っている。ヤチヨの熱烈なファンで、彼女に会うために頻繁にツクヨミにログインしている。ある日の帰り道、七色に輝く電柱の中でかぐやを拾い、そのまま家に連れて帰っていっしょに暮らすことになる。当初は「ヤチヨカップ」に向けて配信者デビューしたかぐやを見守る立場だったが、やがて彼女と共に「かぐやいろPチャンネル」を結成。配信時には、彩葉自身の姿を隠すためにキツネの着ぐるみを着用している。かぐやと共に配信活動を続ける中で、かつて父親と育んだ音楽への情熱が再び燃え上がっていく。幼い頃に父親からキーボードやピアノを習い、現在も演奏を得意としている。

クレジット

原作

スタジオクロマト・スタジオコロリド

書誌情報

超かぐや姫! 1巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉

第1巻

(2026-02-10発行、978-4048117579)

SHARE
EC
Amazon
logo