概要
ロシア人の女子小学生。年齢は8歳。高梨エレーナの娘で、高梨康弘の義理の娘にあたる。KUUMA・KUMAブランドの服や筆記用具を好み、その原作者であるアルトゥール・アナトリエヴィチ・フォーキンを尊敬しているが、彼が実の父親であることは知らない。幼い頃から日本で暮らしていることから、エレーナと同様に日本語とロシア語の両方を流暢にしゃべる。母親譲りの可憐な容姿をしており、鴨居つばめから「白銀の妖精」と評されて一目惚れされたほか、学校の同級生からも、その外見を絶賛されている。しかし、高梨ミーシャ自身は自らの外見にコンプレックスを抱いており、同級生たちから外見ばかり見られることを快く思っていない。若干斜に構えた性格で、自分を陰キャラと認識しているほか、シビアな発言をすることも少なくない。母親であるエレーナが大好きで、彼女が存命の時はいっしょによく遊んでいた。一方、康弘に対しては、エレーナが選んだ相手として認めているものの、遠慮もあって今一つ懐いておらず、彼から寂しく思われている。エレーナを病気で失ってからは、心を閉ざして学校にも行かなくなり、康弘からプレゼントされたフェレットのクマゴローを愛でながら、家でテレビゲームばかりするようになる。また、エレーナの思い出が残る家にほかの人に入って欲しくないと考えて、康弘が雇った家政婦を追い出すなど、荒れた日々を過ごしていた。さらに、康弘が雇ったつばめから一方的に気に入られ、その行き過ぎた愛情表現やデリカシーのない発言の数々から彼女に苦手意識を持ち、かつての家政婦のように追い出そうと目論む。しかし、忍耐力と身体能力に優れた彼女には何をしても効果がなく、さらに、つばめの作る料理がことごとく美味しいため、やがて追い出すに追い出せなくなる。つばめの過干渉にうんざりしていた頃、彼女から「内面で判断してもらうのは、外見で判断するよりずっと時間がかかる」と諭され、つばめの干渉を避ける意味もかねて学校に行くようになる。その中で、鷲崎みみかや森川ゆいなどクラスメートと友情を育み、徐々にエレーナがいた頃の明るさを取り戻していく。また、引きこもり生活の中でクマゴローと会話を重ねることで、動物の考えていることがなんとなくわかるようになり、学校で飼育されている動物たちに懐かれる。なお、「ミーシャ」は男性名の「ミハイル」とは関係なく、エレーナの好きだったキャラクターから付けられたもの。
登場作品
うちのメイドがウザすぎる! (うちのめいどがうざすぎる)
幼女をこよなく愛する元女性自衛官の鴨居つばめは、高梨家に家政婦として雇われ、一人娘の高梨ミーシャに過剰な愛情を注ぎ、嫌がられながらも高い家事の技術と物怖じしない性格で彼女の心を開いていく。ぞんざいに扱... 関連ページ:うちのメイドがウザすぎる!
関連リンク
- 関連人物・キャラクター