概要・あらすじ
日本が西と東に分断され、学生たちは学園ごとに「護衛団」という強力な組織で武装し、抗争を繰り広げている世界。東京の帝高に在籍する美少女・氷河めぐみは、西日本から来た妖女・ミス・ヴァージンと、彼女に支配された黒門高に拉致されてしまう。黒門高に対抗し氷河めぐみを奪回するため、異世界から正体不明の転校生・檀隼人が召喚された。
登場人物・キャラクター
檀 隼人 (だん はやと)
異世界から帝高に召喚された、高校生ほどの青年。年齢は17歳。正体は不明で、気功のような能力を攻撃と防御に用い、優れた戦闘能力を見せる。多くの者からは「転校生」と呼ばれるが、『魔界学園』の世界において「転校生」とは、様々な異世界より召喚され、人智を超えた能力で大規模な危機に対抗する存在として描かれている。 原作者・漫画家とも同じである『黙示録戦士』の主人公と同名だが、別人とされている。
氷河 めぐみ (ひかわ めぐみ)
帝高の女生徒で、美しく聡明だが奢ることのない、心優しき美少女。帝高夜間部に在籍し、全校生徒の人気が高く「ミス帝高」と呼ばれている。自分自身も知らない特別な力を秘めているとされており、それを狙ったミス・ヴァージンに度々狙われる。
ミス・ヴァージン (みすゔぁーじん)
東日本とは断絶された西日本(おもに「西」と呼ばれる)から氷河めぐみ奪取のために来た、セーラー服姿の小柄な老婆。数々の妖術を操り、帝高とは同盟校である黒門高を掌握して陰謀をめぐらす。
集団・組織
帝高 (みかどこう)
『魔界学園』の舞台となる学校。東側に属する高校で、東京に存在する。東日本学生連合に所属し、西日本から氷河めぐみを狙って来たミス・ヴァージンの脅威に晒される。武装した学生による護衛団「烈鬼」が実質的に統治しており、総番・鉄人黒金、副番・響の名は東日本に知れ渡り、東日本の強者たちにも一目置かれている。
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