revisions リヴィジョンズ

300年以上未来の世界

2017年、渋谷の高校に通う堂嶋大介は、登校後に幼なじみの張・剴・シュタイナーや浅野慶作たちと共に謎のメールを受け取る。その直後、地震が発生して渋谷の中心部と、そこにいた人々は見知らぬ場所に飛ばされてしまう。何が起こったか状況が理解できないまま大介たちは、巨大な人型の機械に襲われるものの、「ミロ」と名乗る女性に助けられる。そしてミロから、この場所は2388年の渋谷で街ごと転送されたこと、人型の機械は「リヴィジョンズ」という人類の敵であること、そして生き残るには大介たち五人の高校生が鍵を握っていることを知らされる。そんな中、大介やミロたちは渋谷の行政にかかわる大人たちと、当面の活動方針を話し合っていた。そして、渋谷区長の牟田誠一郎がリヴィジョンズと取引した情報をもとに、リヴィジョンズの本拠地への突入作戦が決行されることとなる。

すべての時間と空間に干渉できる存在との戦い

堂嶋大介たちはリヴィジョンズの本拠地に乗り込むものの、ニコラス・サトウの罠（わな）によって浅野慶作は時空の狭間（はざま）に飛ばされて消滅してしまう。消滅の瞬間に出現した謎の物体を見つけたニコラスは、謎の物体が持つ力を把握し、すべてを手に入れるために謎の物体と融合するのだった。融合したことですべての時間や空間を意のままにあやつれる存在となったニコラスは、リヴィジョンズの上官でもあったムキュー・イスルギを消滅させたあと、目障りな堂嶋大介に攻撃を仕掛ける。

テレビアニメ

本作『revisions リヴィジョンズ』は、テレビアニメ『revisions リヴィジョンズ』を原作としている。テレビアニメ版は2019年1月から3月にかけて、フジテレビやBSフジで放送されたほか、インターネットで配信された。監督は谷口悟朗が務め、制作は白組が担当している。キャストは、堂嶋大介を内山昂輝、ミロを小松未可子、張・剴・シュタイナーを島﨑信長、張・露・シュタイナーを高橋李依、手真輪愛鈴を石見舞菜香、浅野慶作を斉藤壮馬、ニコラス・サトウを大塚芳忠が演じている。