概要・あらすじ
日本に憧れるあまり、鎌倉で高校教師をしている水原五月の元へ下宿することになったフランス人女子高生・コズリ＝ビュシェルベルジェール。水原家の隣にある和菓子屋「ひなぎく堂」の跡取り息子で、無愛想ながら優しい静や、騒がしいクラスメートの秋元ちひろといった友人に囲まれ、コズリの異文化交流の日々が賑やかに続いていく。
登場人物・キャラクター
コズリ＝ビュシェルベルジェール
日本に憧れるあまり、鎌倉へやって来たフランス人少女。金髪碧眼で、高校1年生だが小学生にしか見えないほど小さい。8年前、大学の長期休暇中にフランスに来た水原五月と偶然出会ったことで、日本と鎌倉に憧れを抱くようになった。それから必死に勉強したため、日本語を流暢に話すことができる。 性格は素直でやや泣き虫。ケーキ職人の祖父がいる。
静 (しずか)
コズリ＝ビュシェルベルジェールが下宿している水原五月の家の隣にある、和菓子屋「ひなぎく堂」の跡取りである少年。コズリより1歳年上の高校2年生。無愛想で時々何を考えているのか分からないような変わった行動をすることもあるが、基本的には優しくて面倒見がよく、コズリのことを何かと気にかけている。
水原 五月 (みずはら さつき)
コズリ＝ビュシェルベルジェールの下宿先の大家であり、鎌倉市内の女子校で教師をしている女性。コズリの担任でもある。8年前、大学の長期休暇中に訪れたフランスでコズリと偶然出会い、コズリに日本への憧れを芽生えさせることになった。味噌汁を爆発させるなど、料理がかなり下手。
秋元ちひろ (あきもと ちひろ)
コズリ＝ビュシェルベルジェールのクラスメートである高校1年生の女子。明るくハイテンションな性格で、演劇部に所属している。コズリが初めて登校した時に廊下でぶつかった相手で、コズリのことを「コズコズ」と呼ぶ。
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