キース・エアロ・ウィンダミア

キース・エアロ・ウィンダミア

マクロスΔ 黒き翼の白騎士(漫画)の主人公。

登場作品
マクロスΔ 黒き翼の白騎士(漫画)
正式名称
キース・エアロ・ウィンダミア
ふりがな
きーすえあろうぃんだみあ
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概要

ウィンダミア人の青年。ウィンダミア王国軍の精鋭部隊、空中騎士団の中核をなす白騎士戦隊の隊長。ウィンダミア王国の国王であるグラミア・ネーリッヒ・ウィンダミアの息子で、ハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミアの兄でもある。ダーウェントの白騎士の称号を持つエースパイロットで、任務の際にはSv-262 ドラケンⅢの指揮官仕様であるSv-262Hs ドラケンⅢに乗り込む。

第1王子の立場にあるが、庶子であるため、キース・エアロ・ウィンダミア自らの意思で、皇位継承権をハインツに譲渡している。抜きんでた操縦技術を誇っており、白騎士の称号を持つ事もあり、空中騎士団のメンバーをはじめ、多くのウィンダミア王国の国民達から尊敬を集めている。

ただし、操縦技術こそ高いが、剣術の腕はロイドに及ばない。現在でこそ冷徹で物静かな性格の持ち主だが、ウィンダミア空中騎士学校に通っていた時は、年相応に負けず嫌いな様子を見せている。ハインツが生まれる前から国王になる気はまったくなく、彼が継承者に選ばれた事については、いっさいわだかまりを抱いていない。

一方で、生みの母親やハインツ6世からは、疎まれてこそないものの暖かな態度を示されなかったため、家族というものに対していい感情を持っていなかった。しかし、空中騎士学校に通うようになった矢先に、教官であるヘルマン・クロースから、騎士団の同僚を家族と思うようにと言われ、実際に学内で、ロイド・ブレームモリス・ハルバルトなどの友人に恵まれる。

さらに、義母であるウィンダミア正妃から、生まれたばかりのハインツを兄として見守ってほしいと懇願され、それにかかわり合う事で家族というものの暖かさに触れ、大切さを学ぶようになる。一方で、市井の生活をよく知る事で、新統合政府によってウィンダミア王国の内情が脅かされている事を知り、その現状を打破したいと願うようになる。

ウィンダミア第一次独立戦争においては、従騎士としてパトロールなどの任に就いていたが、カーライルの黒い嵐によってモリスやアルドリア卿などの仲間を失い、なおかつ、その主犯とされるライト・インメルマンへの違和感を放置してしまった事で強い後悔に苛まれ、新統合政府や地球人に対して激しい怒りを抱くようになる。

その後もパイロットとしての研鑽を怠らず、ダーウェントの白騎士の名に恥じない実力を獲得するに至る。その経歴もあって、地球人に対しては殲滅すら辞さない苛烈さを持つようになり、積極的に前線に出るようになる。ただし、ボーグ・コンファールトとは異なり、地球人類を蔑むような発言はほとんどせず、優れたパイロットと認識した相手の事は、人種や立場を問わず、一定の敬意を払っている。

作戦の遂行を幾度となく阻んでくるワルキューレと、その護衛を務めるΔ小隊を敵視するようになり、幾度も戦火を交えるが、その中でΔ小隊の一員であるハヤテ・インメルマンに撃墜され、右目が利かなくなるほどのケガを負う。

しかしそれがきっかけとなって感覚が鋭敏になり、より高い操縦技術を獲得。それ以降、ハヤテに対して興味と執着が入り混じった感情を抱くようになる。また、ロイドが宰相になってからは、ルンを用いても彼の思考をまったく読む事ができなくなり、信頼しつつも疑念を抱くようになっていく。

登場作品

マクロスΔ 黒き翼の白騎士 (まくろすでるた くろきつばさのしろきし)

TVアニメ『マクロスΔ』のスピンオフ作品。アニメにおける敵対勢力であるウィンダミア王国と、国を守る精鋭である空中騎士団の面々の過去、そして、ウィンダミア第一次独立戦争に踏み切るまでの経緯など、本編につ... 関連ページ:マクロスΔ 黒き翼の白騎士

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