シネマこんぷれっくす!

シネマこんぷれっくす!

とある高校の映画研究部を舞台に、部員の少年少女たちの日常を描くドタバタコメディ作品。KADOKAWA「月刊ドラゴンエイジ」2017年5月号から2020年11月号まで連載。「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門で第9位に選出。

正式名称
シネマこんぷれっくす!
ふりがな
しねまこんぷれっくす
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
ドラゴンコミックスエイジ(KADOKAWA)
巻数
全6巻完結
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概要・あらすじ

中学時代、映画ばかり観て過ごしていた熱川鰐人は、高校入学を期に「映画のように仲間と何かを成し遂げる、熱い青春を送りたい」と思っていたが、マニアックな映画ファンばかりが集まる映画研究部の勧誘に引っかかり、入部を決めてしまう。入部したからには自分たちで映画を撮影すると決意するガクトだったが、変人ぞろいの上級生たちに振り回される高校生活を送ることになるのだった。

登場人物・キャラクター

熱川 鰐人 (あたがわ がくと)

映画好きな高校1年生の男子。中学生のころは映画ばかり観て過ごしていた映画マニアだが、高校では「仲間と何かを成し遂げるような、熱い青春を送りたい」と望んでいる。しかし、映画以外の趣味は特になく、入る部活を決めかねていた。そんな中、映画研究部のスター・ウォーズグッズを駆使した勧誘や、上級生のハニートラップに引っかかってしまい、そのまま映研に入部することになる。 基本的には冷静な性格でツッコミ役だが、乗せられやすい一面もある。活動実績の乏しい映研を再建するため、自分たちで映画を撮影することを決意する。好きな映画はアクション映画。

黒澤 天喜 (くろさわ あき)

映画研究部に所属する高校2年生の女子。黒髪のロングヘアで、常にサングラスとサンダルを着用している。サングラスを外すと美人だが、ノリや言動がウザいため、校内では変人扱いされている。好きな映画は、自分と同じ名字を持つ黒澤明の作品。サングラスをかけているのもそのため。

花村 端月 (はなむら みつき)

映画研究部に所属する高校2年生の女子。活発な性格で、巨乳の持ち主。見た目は可愛らしく、1年生の頃にミスコンを受賞したこともあるほど。非常に口が悪いので、周囲からは距離を置かれている。好きな映画はカンフー映画。カンフー好きだが、とくに武術を習っているわけではない。

宮河 一子 (みやかわ いちこ)

映画研究部に所属する高校2年生の女子。左目の下の2つ並んだ泣きぼくろが特徴。学校でもトップクラスの成績の持ち主。人見知りで恥ずかしがり屋な性格。口数が少ない。ほかの女子部員2人と比べると常識人そうに見えるが、一般的にはつまらないとされるB級映画を好んで観る変人。

祝 巌鉄 (いわい がんてつ)

映画研究部に所属する高校3年生の男子。ボサボサの髪に無精髭を生やしている。部員の数が足りず、同好会に格下げされそうな映画研究部を再建するため、熱川鰐人をハニートラップで丸めこみ、入部させる。好きな映画はSF映画。映画に登場するマスコットキャラのコスプレをしていることが多い。

集団・組織

映画研究部 (えいがけんきゅうぶ)

熱川鰐人の通う高校にある部活動のひとつ。校庭の外れにある、木造の旧部室棟に部室を持つ。映画マニアの変人が集まっており、学校では爪弾きされている。部員以外の生徒からは「シネマ部」から派生した「死ね部」という蔑称で呼ばれることも。そのため、部員が集まらず、同好会に格下げ一歩手前の状況にある。

書誌情報

シネマこんぷれっくす! 全6巻 KADOKAWA〈ドラゴンコミックスエイジ〉

第1巻

(2017-12-09発行、 978-4040725338)

第2巻

(2018-10-09発行、 978-4040729114)

第3巻

(2019-05-09発行、 978-4040731537)

第4巻

(2019-10-09発行、 978-4040733593)

第5巻

(2020-05-09発行、 978-4040736518)

第6巻

(2021-01-09発行、 978-4040739397)

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