戦国BASARA

戦国BASARA

カプコンから発売されたアクションゲームを原作としたアニメ作品。伊達政宗や真田幸村といった実在の武将たちをモデルにしているが、史実に対し大幅に脚色を加えた設定をキャラクターに施している。天下を取ることを目標に掲げる武将たちの戦いを描くバトルアクション。

正式名称
戦国BASARA
ふりがな
せんごくばさら
原作者
制作
Production I.G
監督
川崎 逸朗
放送期間
2009年4月3日 〜 2009年6月19日
放送局
TBS
話数
13話
ジャンル
アクション
 
戦国
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概要・あらすじ

戦国時代、天下統一を果たすため各地の武将たちが立ち上がった。中でも天下布武を掲げる第六天魔王・織田信長の率いる軍勢が圧倒的な武力で日の本を制圧しようとしていた。そしてまた一人、己の野望を叶えんとする武将が名乗りを上げる。

奥州筆頭・伊達政宗である。彼が日の本を手中に収めるため、真っ先に向かったのは川中島の地。そこで後に宿命のライバルとなる真田幸村と相見えることとなる。

登場人物・キャラクター

伊達 政宗 (だて まさむね)

奥州を治める伊達家の若き当主。その隻眼から、独眼竜との二つ名を持つ。柄の悪い伊達軍を纏め上げるカリスマ性を持ち、異国語の混ざった話し言葉が特徴。恐れを知らない性格のため時に向う見ずな行動も見られるが、部下や民を大事に思っており、上に立つものとしての責任感は強い。 六本の刀を同時に扱う、六爪流と呼ばれる独自剣術の使い手。真田幸村とはライバルの関係。

真田 幸村 (さなだ ゆきむら)

武田信玄に仕える若き武将。敬愛する武田信玄を天下人にするため、二双の槍を自在に振り回し戦場を駆ける。非常に熱い気質の持ち主で、強者と相対すれば挑まないことには気が済まず、その都度周りが見えなくなり部下の猿飛佐助を困らせている。 また、色恋には疎く、女性への免疫はまるでない。伊達政宗とはライバルの関係。

森 蘭丸 (もり らんまる)

織田信長に仕える少年。無邪気な性格で、残虐の限りを尽くす織田信長に大しても臆することなく接する事が出来る。一方、尊敬している信長とその妻、濃姫以外の人物には生意気な口を利くことが多々見受けられ、幼さ故の怖い者知らずな面が目立つ。 一度戦場に出れば、扱いに長けた弓で次々と敵を仕留め、多大な活躍を見せる。

上杉 謙信 (うえすぎ けんしん)

越後を治める上杉家の当主。軍神との異名を取るが、その姿は非常に見目麗しい落ち着いた物腰の麗人。戦神である毘沙門天を信仰しており、自身の戦いぶりもさながら毘沙門天のごとく、敵を寄せ付けることはない。 また、部下の忍であるかすがのことをうつくしきつるぎと呼び、側に置いている。武田信玄とは好敵手であり、互いに認め合っている。

織田 信長 (おだ のぶなが)

尾張を治める織田家当主。自らを第六天魔王と称しており、圧倒的な武力とその残虐さにより人々に恐怖を与えている。天下統一という自らの野望を阻むものにはどのような相手であっても情けをかけることはない。 一方で信長の持つ風格に魅せられ、自ら付き従うものも多く、その勢力は急速に拡大している。剣とショットガンを片手ずつ携える独特のスタイルで、敵を一掃する。

濃姫 (のうひめ)

織田家当主、織田信長の妻。その根底に優しさを秘めた、妖艶な容姿の女性。夫である信長に対し非常に献身的であり、信長のためならば自らの手で人の命を奪い、その身を修羅に落とすことも厭わない。 一度戦場へ出ると2丁拳銃や身の丈に合わないガトリング砲等をいとも容易く扱う。

まつ

前田家当主、前田利家の妻。利家のことを犬千代様と呼び、常に寄り添い支えている。それは家を守ることだけでなく、共に戦場に立ち武器を振るうことにも及ぶ。甥の前田慶次には前田家に尽くしてもらいたいと考えているが、叱る度に逃げられ説得に成功したことはない。

浅井 長政 (あざい ながまさ)

近江浅井家の当主。正義感が強く、自らが悪と見なしたものを削除するため、軍を挙げ正義の鉄槌を下す。妻のお市に対しては、自虐的な面が目立つ彼女を厳しく窘めることもあるが、心を砕いて接している。 明智光秀率いる織田軍鉄砲隊の銃撃により、命を落とす。

猿飛 佐助 (さるとび さすけ)

真田幸村に仕える忍。その優秀な腕を見込まれ、真田忍隊の長を任されている。素早く正確な仕事ぶりにより、主である幸村からの信頼は厚いが、普段は同郷の忍であるかすがをからかうなど、忍らしからぬ飄々とした性格である。

武田 信玄 (たけだ しんげん)

甲斐を治める武田家の当主。その武人としての類いまれな活躍から「甲斐の虎」と呼ばれその名を轟かせている。部下の真田幸村とは師弟関係でもあり、己の後を継ぐ者として大きな期待を寄せている。 師弟の絆を確かめるため、度々殴り合いをするなど、幸村と同様に熱い気質の持ち主。越後の上杉謙信とは好敵手であり、互いに認め合っている。

かすが

上杉謙信に仕えるくの一。感情的になりやすく、時に暴走しがちな面を見せるものの、忍として信頼に足る実力を持ち合わせている。謙信を暗殺するため越後へとやってきた過去を持つが、その際に謙信の類いまれな美しさとその心に感銘を受け、上杉の忍として忠誠を誓うこととなった。

お市 (おいち)

織田信長の妹で浅井長政の妻。兄である信長の所業を恐ろしく思っており、それを止めることが出来ない自分を激しく責めるなど自虐的な面が目立つ。内気な性格であるが、何もせずともその美貌は人々を惑わす程に魅力を放つ。 浅井家には政略結婚として嫁いだが、次第に長政のことを深く愛するようになる。

長曾我部 元親 (ちょうそかべ もとちか)

四国長宗我部家の当主。男気溢れる海の男で、部下のことを野郎どもと呼び、部下からは兄貴と呼ばれ慕われている。碇槍という、その名の通り碇のような形状をした大型の槍を自在に操り戦う。また、からくりで出来た兵器を使うなど、一風変わった戦術を得意とする。 中国地方の毛利元就とは根本的に馬が合わず対立している。

片倉 小十郎 (かたくら こじゅうろう)

伊達政宗に仕える武将で、唯一無二の腹心。竜の右目と呼ばれており、主の背中を守る事を第一とし、時には自らの命さえも投げ打つ覚悟を持つ忠義に厚い人物。時に無謀な行動をとる政宗を諭し、支えとなる兄的な存在でもある。 一見するとヤクザを思わせる外見だが、冷静で義理堅い気質により、敵味方双方から一目を置かれている。

明智 光秀 (あけち みつひで)

織田信長の配下の一人。何者にも丁寧な態度で接するが、その実、他者を心身共に痛めつけることに無上の喜びを感じる性質。信長の配下として仕えているが、何より自分の欲望や快楽を満たすために行動している。

前田 利家 (まえだ としいえ)

前田家当主。妻のまつを誰よりも愛し、大切にしている。小さなことは気にしない大雑把な性格で常に裸に近い姿をしているが、その体には今までの戦で負ったであろう幾筋もの刀傷が見て取れる。

毛利 元就 (もうり もとなり)

中国地方一体を治める毛利家当主。部下を捨て駒としか考えない非情な性格で、戦においては緻密に策を練る知将としての側面が強い。輪刀という体を軽く一周する輪のような刀で、舞うように攻撃する。 天下にはそれほど興味はなく、毛利家の安泰を第一とし行動している。四国の長曾我部元親とはその性質の違いもあり対立。また、日輪を熱心に信仰する一面も持つ。

前田 慶次 (まえだ けいじ)

前田家の風来坊で、前田利家とまつ夫妻の甥にあたる。小猿の夢吉を連れ各地を遊び歩いていることが多いが、そのことをまつには度々叱られている。おしどり夫婦の前田夫妻を身近に見ていることもあり、天下統一よりも愛した人を幸せにすることがなにより大切だと感じている。 人々を苦しめる織田信長のやり方を嫌い、それに対抗するため、単身各地の武将たちの元へ同盟の打診をして回っている。

クレジット

原作

CAPCOM

監督

シリーズ構成

作画監督

大久保徹

音楽

澤野弘之

アニメーション制作

Production I.G

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