概要・あらすじ
主人公の越前リョーマが所属するテニス部の名門、青春学園中等部の優勝で幕を閉じた全国中学生大会。それから数ヶ月後、越前リョーマをはじめチームメイトや全国大会で対戦した他校のメンバーらがU-17日本代表合宿に招集された。
合宿に参加した越前リョーマたちの前には、高校生も含む手強いライバルたちとの過酷な試練が待ち受けていた。
登場人物・キャラクター
越前 リョーマ (えちぜん りょーま)
『新テニスの王子様』の主人公で、青春学園中等部1年生。アメリカ出身で、アメリカジュニア大会で4連覇を達成した天才少年。テニスの全米オープン出場の最中に母校を全国優勝に導くために帰国し、全国中学大会の団体戦に参戦する。 試合中は数々の大技を駆使して活躍して母校を全国中学大会の団体戦優勝に導く。得意技は模倣など。U-17日本代表合宿に招集されるが、再び渡米しアメリカ代表となる。
斉藤 至 (さいとう いたる)
『新テニスの王子様』の登場人物で、U-17日本代表のメンタルコーチ。どこか抜けたようなところがあるが、代表合宿では選手たちにハードトレーニングを課して精神面を鍛える。
菊丸 英二 (きくまる えいじ)
『新テニスの王子様』の登場人物で、主人公の越前リョーマの先輩にあたる青春学園中等部3年生。団体戦ではダブルに出場し、得意技はオーストラリアン・フォーメーションなどがある。語尾に「にゃ」をつけるのが口癖。 U-17日本代表合宿に招集される。
青春学園中等部 (せいしゅんがくえんちゅうとうぶ)
『新テニスの王子様』の主人公越前リョーマが通う学校。
黒部 由起夫 (くろべ ゆきお)
『新テニスの王子様』の登場人物で、U-17日本代表の戦略コーチ。理論的な指導をモットーとしており、監督不在のため代表合宿の指揮を執っている。
河村 隆 (かわむら たかし)
『新テニスの王子様』の登場人物で、主人公の越前リョーマの先輩にあたる青春学園中等部3年生。テニス部随一の力持ちで、得意技はバーニングサーブなどがある。U-17日本代表合宿に招集される。
柘植 竜二 (つげ りゅうじ)
『新テニスの王子様』の登場人物で、U-17日本代表のサーキットコーチ。選手たちの体力を鍛えるために厳しいサーキットトレーニングを課している。
海堂 薫 (かいどう かおる)
『新テニスの王子様』の登場人物で、主人公の越前リョーマの先輩にあたる青春学園中等部2年生。同学年の桃城武がライバルで大の努力家。得意技はスネイクなどがある。粘り強いプレイスタイルからマムシとも称される。 U-17日本代表合宿に招集される。
大石 秀一郎 (おおいし しゅういちろう)
『新テニスの王子様』の登場人物で、主人公の越前リョーマの先輩にあたる青春学園中等部3年生。同校のテニス部の副部長で、得意技はムーンボレーなどがある。U-17日本代表合宿に招集され、後に中学日本代表となる。
桃城 武 (ももしろ たけし)
『新テニスの王子様』の登場人物で、主人公の越前リョーマの先輩にあたる青春学園中等部2年生。パワー一辺倒のプレイスタイルで、得意技は弾丸サーブなどがある。U-17日本代表合宿に招集される。
乾 貞治 (いぬい さだはる)
『新テニスの王子様』の登場人物で、主人公の越前リョーマの先輩にあたる青春学園中等部3年生。テニス部のマネージャー的存在でデータ収集にも長ける。それらデータを駆使し、対戦相手の行動を予測するデータテニスが得意なプレイスタイル。 U-17日本代表合宿に招集されるも中学日本代表には選ばれなかったが、代表メンバーで親友の柳蓮二に同行する。
不二 周助 (ふじ しゅうすけ)
『新テニスの王子様』の登場人物で、主人公の越前リョーマの先輩にあたる青春学園中等部3年生で、通称は「天才」。得意技はつばめ返しなどがある。U-17日本代表合宿に招集され、後に中学日本代表となる。
手塚 国光 (てづか くにみつ)
主人公の越前リョーマの先輩にあたる青春学園中等部3年生で同校のテニス部部長。中学テニス界では全国に名を知られる実力者。得意技は百錬自得の極みなど。U-17日本代表合宿に招集されたが、後にドイツ留学のために離脱してドイツ代表チームに入る。
その他キーワード
無我の境地 (むがのきょうち)
『新テニスの王子様』で、主人公越前リョーマや他の登場人物が使用する得意技の一種。それまでの対戦を記憶を利用し、無意識のうちにテニスの技をコピーしてしてまう。
天衣無縫の極み (てんいむほうのきわみ)
『新テニスの王子様』で、主人公越前リョーマや他の登場人物が使用する得意技の一種。テニスを楽しむ気持ちが高じたことで圧倒的なパワーを生み出す。
才気煥発の極み (さいきかんぱつのきわみ)
『新テニスの王子様』で、主人公越前リョーマや他の登場人物が使用する得意技の一種。何球目で勝負が決まるのかが、脳内で事前にイメージしたとおりに実現する。
模倣 (もほう)
『新テニスの王子様』で、主人公越前リョーマや他の登場人物が使用する得意技の一種。以前に対戦した相手や観戦した試合で見た他のプレイヤーの必殺技を、そのまま真似して自分の得意技として繰り出す。
百連自得の極み (ひゃくれんじとくのきわみ)
『新テニスの王子様』で、主人公越前リョーマや他の登場人物が使用する得意技の一種。肩腕に無我の力を集結し、相手が打ったボールのパワーや回転などをすべて倍返しする。
クレジット
原作
新テニスの王子様 (しんてにすのおうじさま)
許斐剛の代表作『テニスの王子様』の続編。青春学園中等部テニス部の越前リョーマは高校日本代表合宿に特別召集され高校生達と競い合う。集英社「ジャンプSQ.」2009年4月号から連載。 関連ページ:新テニスの王子様